思う所があり、久々に稲盛和夫著『生き方』を読みました。
盛和塾の機関紙に掲載されている内容もかなりあるのは事実ですが、あらためて読み返してみますと、文章に一つの無駄がないということに気付かされました。
一文一文が心に響き、自分の生き方の受け取り直しをさせてくれるとともに、人生において悩んだり、立ち止まったりする時に読んでみる価値のある本であることを再認識させていただきました。
著書の中に、「手に切れるようなものをつくれ」という一文があります。
ある研究者が、部下とともに苦心惨憺してつくった製品を、稲盛氏はにべもなく突き返しました。
「なぜですか。」と食ってかかる研究者に、稲盛氏は「手に切れるようなものをつくれ」といいました。
それは、あまりにすばらしく、あまりに完璧なため、手がふれたら切れてしまいそうな、非の打ちどころがない、完全無欠なものを目指すべきだという意味なのです。
この著書は、非の打ちどころがない、完全無欠なものを目指した著書と言えるのではないでしょうか。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20151123/10/hirano-yamaoka/6d/5d/j/t02200322_0324047413491638199.jpg?caw=800)
今日一日、皆さんがゴキゲンにすごせますように。