社会インフラの老朽化の問題 | 【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

【大阪市 平野区】山岡建設社長の幸福共創物語~みずから明るい未来へ~

創業大正15年、会社設立昭和30年。大阪市平野区で水道工事業をメインに土木、リフォームと事業を広げています。代表の山岡建設社長が、ジャズやロックなどの音楽の話や下手なゴルフの話とほんのすこし仕事話を通じて日々歩み続ける物語です。

お元氣様です。
9月26日生まれの皆さん、お誕生日おめでとうございます。
良き、善き、佳き一年になりますように。

最近、マスコミなどで社会インフラの老朽化の問題について語られることが増えてきています。

どいうことかと申しますと、水道を例に例えると、道路に埋設されている水道管の法廷耐用年数は40年です。

昭和40年代の高度経済成長の時に日本全国で水道管がどんどん埋設されていきました。

大阪市を例にとりますと、近年でしたら年間埋設距離は60km前後ぐらいです。

昭和40年代から50年にかけての年間埋設距離は200km近く埋設されていました。

その当時に埋設された水道管がぼちぼち入替対象になってきているのです。

ひょっとしたら、“予算をつけて水道管を埋設したらいいやん!”と思われる方もおられると思います。

ところが、、、

水道管の維持管理は、基本的に各市町村がやっています。

多くの市町村の財政が厳しくなってきており、他の予算との兼ね合いもあり、簡単にどんどんと入れ替えることが難しい状況になっています。

それともう一つ。

この10年以上公共工事に対する風当たりがきつく、多くの業者がこの業界を去っていきました。

そのため、いざとなっても施工能力が昔に比べて格段に落ちています。

このままいきますと、20年から30年後には日本全国の各地で水道管の老朽化に伴う漏水が頻発しているかもしれません。

考えてみますと、水道管の維持管理を各自治体がやっているのは非効率的な部分もあると思います。

今後は民営化をすることにより、効率的な運営をすることが望まれると思います。

そうでないと、我々が生きていく上で欠かすことができない水が、飲めなくなる可能性もあるのですから。

今日は、デビッド・ボウイのライブをどうぞ。



今日一日、皆さんがゴキゲンにすごせますように。