市民病院の名称変更について | 平野剛 オフィシャルブログ

平野剛 オフィシャルブログ

長崎市議会議員 政務調査活動 平野剛

昨日6月議会が閉会しました。
数々の重要案件がありましたが、昨晩のニュースから今朝の新聞等見ると、市民病院の名称変更を否決した件が大きく取り上げられております。

副委員長として所管する委員会でもありましたので、経緯についてこの場でも説明したいと思います。

委員会において理事者に対し、
『一万八千件の公募の中で、具体的にどの様な名称が上位にあり、その各々の件数について』
私が質問したところ、
長崎あじさい病院、長崎平和病院、長崎みんなの病院等が100件単位で上位を占めていました。
そこで次に、
『そのような中、どうして長崎みなとメディカルセンターという名称に決定したのか、その経緯とその件数について』
質問しました。
すると、選考委員会において、どういう名称にするかを決め、それに該当する応募が丁度一件あったので決定した。
との事でした。

これを公募というのでしょうか?

『であるから、市民感覚とかけ離れた名称になるんじゃないですか』
と正し、賛成出来かねると意見致しました。

ほんの一部の方が、名称を変えようと言い出し、またその名称までもその一部の方が決定し、あたかも公募する事でそれを肯定化しようとしか感じられない経緯でした。

寄付をされた方、当選された方、または選考委員会のメンバーに招集され、時間を割いて議論して頂いた方々には誠に恐縮ではありましたが、今後何十年も長崎みなとメディカルセンターという名称を使用する事は、患者様やご年配の方々を中心に市民生活に支障をきたすとの判断から、私は反対する事にしました。

大方他の議員の方々も、
『覚えづらい』、『名称が長い』、『愛着を持って定着しない』等々の意見の中で、否決した次第であります。