おはようございます(*´∀`*)
コロナの影響でお花見も自粛とか。
私としては全く問題なし
というのは
高校の頃だったと思うのですが、
古典の授業で
満開の桜を見るよりもこれから満開になるだろう桜を見て
満開の桜を想像してより楽しむ。
みたいなニュアンスの楽しみ方があることを教えてもらった記憶があるんですよ。
もしかしたら違うかもしれないけど。
あぁ、素敵な楽しみ方だなぁと
以来桜の時期は少しずつ咲き始めている桜を見ては、きっと満開になるであろうことを想像し
楽しむようになりました。
基本、花見と称しての飲み会は嫌いなんですよね。
そして、桜よりもどちらかと言えば先に先始める梅の方が好き。
その理由は幼い頃、母に連れられて北野天満宮の大福梅に詣でた際にいただいた大福梅の影響でしょうか。
大福梅は元旦の朝に祝膳の初茶として飲むもので、
邪気を祓い、一年間生気に満ちた健康な日々を過ごすことを祈るものだそうです。
いただき方はお茶に大福梅を入れるだけ。
これが幼心にも本当に美味しくて忘れられない味でした。
以来梅を見ると春だなぁとしみじみ思うのです。
そんな理由から桜の満開を見るよりも、満開を想像して心躍らせる陰キャになってしまいました。
京都の東福寺は私の好きな場所なのですが、
とにかく紅葉と庭が見事なのです。
実は昔は東福寺は昔桜の名所だったそうです。
しかし、東福寺におられた明兆という僧が「大涅槃図」という大作を描き
将軍足利義持がそのあまりの見事さに褒美を授けることになった際、
明兆は
「桜の花があると、人々が浮かれて騒いだりして、修業の妨げになるので、境内には、桜を植えないで欲しい」
とお願いをし、義持公は境内の桜を全部切らせてしまったんだそう。
この話を聞いた時に、あぁ~わかる。
と深くうなずきました。
桜は人を狂わせる。
やはり遠目からその美しさを愛でるのが一番好きです。
高校の時に習った古典は何だったかさっぱり思い出せない。。。
ご存じの方がおられましたら教えてください
切に切に願います。