ペットと暮らせる高齢者向け施設。 | ペットロスからのリバース/猫の里親になるブログ

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熟年再婚の夫婦が、飼い猫の「にゃん太」を失くしペットロスに。
そして、新たに2匹の猫の里親になることになる決心をしました。にゃん太との思い出を振り返りながら、里親になる喜びと新たな発見を綴ります。

ペットと暮らせる高齢者向け施設。

ペットと暮らせる高齢者向け施設があるって知っていますか?
 
今はまだ少ないですが、住宅型有料老人ホームや、サービス付き高齢者向け住宅では、
「ペット可」のところがあります。
 
 
高齢者にとってペットとの生活はメリットがとても多いけど、ペットよりも長く生きられないと思うと諦めてしまうことが多いですよね。
 
ペットロスで、生きがいを無くして沈んでいる高齢者をよく担当します。
 
私がケアマネジャーの仕事で訪問している、ケアハウスという軽費老人ホームでは近所の一人暮らし高齢者が亡くなって、野良猫になってしまった2匹の猫を外飼いしています。

エサは職員があげているのですが、ここで暮らす入居者は、介護保険を受けていても軽い人が多く生活していて外出もできるので、玄関先で猫を可愛がっている人も多く見かけます。

 

皆さん、猫がエサを食べているのを、うれしそうな笑顔で見ています。

動物がエサを食べている姿って、なんだか幸せな気持ちになれると思いませんか?

 

人間は、もともと「分かち合う」「分け与える」のが好きな生き物なんですよね。
 

ペットが高齢者に与えるメリット

アニマルセラピーと言う言葉があるくらい、動物は人間の健康に与える影響は大きいんです。
 
具体的には、
  • リラックス感や安心感から、笑顔が増えて会話も増える。
  • ペットの世話をすることで、体を動かすようになる。
  • 心臓病の進行を防ぎ、健康寿命が長くなる。
  • 認知症の予防
  • 生活習慣の改善
  • 社会参加のきっかけ   等など

 

ペットを飼えなくても触れ合える方法

ドックカフェや猫カフェでも触れ合えますが、高齢者になるとなかなか行くのは難しいですよね。
私は個人的には「フクロウカフェ」が好きですが爆  笑
 
 
「セラピー犬」に触れ合える場所もあります。
セラピー犬は、触れ合いや交流を通じて病気やケガまたは精神的な痛手を受けた人の不安を減らし、気力を高め心と体を癒す働きをする高度な訓練を受けた犬たちです。
 
そのセラピー犬は高齢者施設でのドックセラピーや、「人と犬の憩いの場所」を作ってふれあいの場を設けています。
詳しくは、こちらを参考にしてください。
 

一般社団法人 人と犬のふれあいの場所ホームページ

 
 

高齢者だからこそ、ペットの存在は大切

核家族で子供との繋がりが少なくなっている時代に、いつも近くにいて自分に寄り添ってくれるペットは、大切な家族です。

 

「ペットと暮らせる高齢者施設」もっとあったらいいですね。

そうしたら、高齢者施設を利用するのも「家族」と一緒なら不安は少ないのではないでしょうか。

介護で働く職員の癒しにもなり、会話も増える。

ペットの飼い方も今後は変わるでしょうね。

 

ブログを読んで頂いてありがとうございました。

 

 

※私のメインブログも良かったら覗いてみて下さい。

介護をする人の心と体を調えるケアマネカウンセラーの活動もしています。

「ケアマネカウンセラー吉田和枝のブログ」