日本から中国へ来ると、まず多くの人が「なんでも安い!」という印象を持つと思います。
うちの会社の出張者も、初めて来た人はだいたいそう言いますし、私自身も最初はそう感じていました。
確かに、表面的な物価を比べると日本より安く見えることが多いです。
しかし、中国での平均的な所得を考慮すると、実際には「必ずしも安いとは言えない」ものも少なくありません。
中国に住んで3年半が経った今(2012年現在)、私の感覚はかなり変わってきました。
現在の感覚で分類すると、だいたい以下のようになります。
■ 安いと感じるもの
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一般的な食料品(スーパーで買う野菜や肉など)
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安めの食堂(例:蘭州ラーメン)
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酒類(ただし高級品・輸入品を除く。ビール、黄酒など)
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タクシー料金
■ 高いと感じるもの
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電化製品全般
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自家用車(私は買わないので関係ないですが)
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マンション(もちろん買えません…)
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デパートの衣料品など商品全般
- ブランド品(偽物の不安もあり、そもそも買う気にならない)
- スタバ
■ まあ普通かな、と感じるもの
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一般的なレストラン
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デパート以外で買う衣料品
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タバコ(以前は高いと思っていたが、日本が値上がりしたので今は普通)
「高い」と感じるものは、単純に日本と比較しても本当に高いことが多いです。
特に自家用車やデパートの商品は、日本より確実に高いケースが多いのではないでしょうか。
