奨学金 | 元焼肉店オーナーのブログ

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2014年1月1日よりブログの名前を変更しました。今後もよろしくお願いします。

「奨学金」への過度な期待と甘えの構造(本山勝寛)-BLOGOS(ブロゴス)


昨日のエントリに書き込んだうちのお嫁さんのママ友の子どもは2人ともうちの息子と同級生です。彼女は再婚して現在のご主人と子どもたちと4人家族です。

彼女はずっと前から子どもたちが進学したいと言ったらさせてあげたいと語っていました。彼女とご主人はまた弊社の顧客でもあり訳あってご主人の公的所得証明を預かったこともあるので世帯の収入も把握しています。もしかしたら奨学金の世話になるかもしれません。

私が知る一般的な下宿大学生への仕送りってパートタイマーの月収よりも高額です。
これは大変な負担ですが事実です。

奨学金のシステムがどうこう言う前に子育て世帯の収入を増やすことを考えることが必要です。世帯の収入を増やすには時間が空いている人が働くことが近道です。しかしパートタイマーの人は正社員は給料が高くて仕事は一緒と思っている人が少なくありません。そして奨学金の貸与を受けた時には返済する必要があることを理解していない。

逆説すると返済能力も未知数で返済する意思すらわからない人でも奨学金は借りることができるわけです。奨学金でなかったら成立しない金銭貸借契約です。

それでも貸してくれる。

奨学金を給付型にするとか日本の大学の学費は高すぎるとか単なる屁理屈です。日本の物価は大学の学費で決まっているのではなく物価から学費も決まっているはずです。物価が上昇している時に学費だけ下がるなんてことはありません。