2014/11/05 | 元焼肉店オーナーのブログ

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2014年1月1日よりブログの名前を変更しました。今後もよろしくお願いします。

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昨日の中日新聞です。


ブラックバイトの対策をしてブラックバイトに追い込まれる大学生を本当に救うことができるのか?

この新聞記事自体にも解説がありますが、生活費や学費の足りない分を補填するためにアルバイトをしているケースが少なくありません。働いた分の対価を払ってないアルバイトは論外ですがその他の過酷な状況はを是正してこれまでと同じお金を得られるのか?またそのアルバイトを辞めたところで他のところで楽に同じお金を稼ぐことができるのか?

今回の新聞記事の取組みは若手弁護士が中心みたいです。なんだか売名っぽくて嫌です。立ち上がった弁護士のみなさんがそれぞれ2人ずつ時給2000円で雇ってあげた方が彼らは救われるのではないでしょうか?または割のいいアルバイトを斡旋してあげるとか。

ブラックバイトと戦うのは勝手ですがその後払うものも払えずブラックリストに載る人生なんて本末転倒です。

例えば居酒屋チェーンやファーストフードチェーンが劣悪な労働環境だとしても消費者がけしからんと思って利用しなくなればいずれその店舗は淘汰されてしまいます。そしたらアルバイトするところすらなくなってしまいます。

アルバイト採用するところはもともと薄利多売のシステムです。高収益のところは少人数で要領よく稼ぎます。そんなところはアルバイトの求人など出しません。

極端な話ブラックバイトで働く大学生の全員が給費生になる学力をつけるくらいしか解決方法はありません。

お金がいるのに足りない状況をなんとかしないといけない。でもどうしようもないですよね。