世の中AIの進化でどんどん便利になってきましたね
そしてタイパが叫ばれるようになってもうずいぶん経ちます
時短やマルチタスクに慣れてくると
胆力が落ちていきます
一つのことに集中したり
同じ動作をコツコツ繰り返したり
地味なことをやり続ける力が衰えてきます
それは私たちのスリーセンターである
下丹田・中丹田・上丹田のバランスがくずれている証拠でもあります
胆力を鍛えていくには内功に目を向けていく必要がありますが
残念なことに内功はコピー&ペーストやショートカットでは鍛えられないのです
特に古典の行というのは地味なことをただひたすら時間をかけて行います
現代人は身体の耐性がまったくないので古い行に出会ってもそれを毎日続けることが非常に困難です
そして今自分に必要な行というのは実は一番やりたくないことだったりします
そこは勇気をもって飛び込んだり決断していくのですが
なにせその「勇気」や「決断」を司っているのがまさに「胆」だったりするから
無意識に避けてしまうのです
世の中の流れにのることはとても大事なことですが
それと同時に真逆なものも自分の中に持っていて
その可能性にも目を向けて上げることもとても大切です
流行と自分に必要なことは案外真逆だったりするから
つい耳障りの良い言葉に流されてしまう
例えば修行の時代は終わったと聞きますが、
修行をつらくて重くてキツいものにしてしまうのはいつも人の心なのです
行というのは本来楽しいからやるわけでもなく
つらいからやらないというわけでもなく
ただ淡々と行うから行が行たるゆえんなのです
本来とてもシンプルでフラットなものなんですね
行はいつも変わらずそこにあり
それを歪めてしまうのも色々のせてしまうのもいつも人の方です
フラットにできない日はフラットにできないなりに取組めば良いし
むしろそうやって取り組んだ日の方が得るものがあるかもしれません
感情のセンサーを使って
物事を自分にとって快か不快かに分けて
快ばかりを味わう方向に思考が向かってしまう時は
もしかしたら身体の防御機能が過激に表出している最中かもしれません
最近はやりの「一人一宇宙」
一人一宇宙だから波動の高い人は波動の高い地球に移動する
だから現実に起こっている地球の問題に対しては関係ないと目を瞑る
これではすごく表層的な部分だけをすくっているだけで意味をはき違えています
自分に集中して気分よく過ごすことも大事ですが
人類が同時にくぐらねばならないことに対しては
一人一人が心よせていくことが大切です
頭・心・体
この3つのバランスが取れた時に
その奥にハートの領域が開かれます
時間も空間も超えたそのハートの領域から
現実に触れていきたいものです
多くの現代人はまずは身体(下丹田)からはじめていくのが良いのではないでしょうか
