先週のカウンセリングは、

久しぶりにZOOMや電話ではない、

リアルのカウンセリングでした。

 

最近は専らオンラインでのカウンセリング
が多いので、新鮮な感じだったなー^ ^

 

↑カウンセリングでは、
去年長崎にできたヒルトンさんのラウンジを使っています。

 

 

そして帰ってからは、
オンラインセミナーでドタバタ(汗

 

 

さて、この日のカウンセリングやセミナーで

共に出てきたキーワードが、

「依存」でした。

 

人間は、

誰しも何かに頼らずには生きていけないので、

少なからずは依存はするし、
そもそも生まれてから独り立ちするまでは、

親に依存しなきゃ生きていけないものなので、
一概に、 依存=悪い 

というわけではないんだけれど、

 

 

大人になっても、

他人や組織に頼らないと
生きていけなかったり

自分では重要な意思決定ができない

という状態だと悪い意味での「依存」になります。

 

 

※ちなみに・・・・

物質に依存すると「依存症」という治療が必要なカテゴリーになります。

アルコールや薬物、ギャンブル(脳内物質への依存)ですね。

 

 

依存傾向になる原因は様々ですが、

主に幼少期の生育環境が原因のことが多く、

決して「心が弱いから。」ではありません。

 

ですが、

自立へ向けて進み出すためには、

勇気やチャレンジが必要となります。

 

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依存状態で生きていくことは、

第三者から見ると「頼れてていいね」と

(時には妬まれて嫌味を言われるくらいに)

羨ましくも見えるのですが、

実は本人にとってはとても辛く大変なことです。


それは、

実生活の中で常に「恐怖」が併存しているから。

 

 

「嫌われると捨てられる。生きていけない。」

という恐怖のストーリが根底に染み付いているので、

嫌われること反対されることが、

何よりも恐怖になってしまっているのです。

 


その結果、

恐怖から逃れる為に奴隷になってしまったり、

相手と自身の意見・考えの相違からくる葛藤を

回避するために意思決定や責任を放棄した結果、

身動きが取れなくなってしまったり、

取り返しがつかない状態になる。

という恐ろしさもあります。

 

典型的な一例ではこんな感じです。
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嫌われると生きていけなくなる恐怖

常に嫌われないような言動をする。
↓(相手の言うことを聞く。同調する。いつも顔色を窺う。)

恐怖から逃れられる。

(たまに自分の考えで行動すると脅される)

自分での意思決定を放棄した方が得と感じる

やがて単独での意思決定ができなくなる。
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というような仕組みですね。

 

 

これは、対組織(会社や宗教)でも成り立ちます。
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会社をクビになると収入が途絶える恐怖。

会社の無理な要求にも応えようとする。

会社の奴隷になる。

病気になる。過労死する。
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宗教も同じような感じですね。

(過剰にのめり込んだり、お布施をしたり)

 

 

(これ、実際には片方だけの依存ではなくて、
 被依存者も依存者に依存してして、
 共依存の関係になっている場合が多々あるのですが、
 その話は改めて。)

 

他人から見ると、

「なんでそこまで従うの?NOって言えばいいじゃん!」

と思うんだけれど、

 

本人にとっては「言っても無駄だよ」と

無力になっていたり、

そもそもNO自体が「恐怖」で言えないから、

こんな状態になってしまったのです。

 

そして依存の人が共通して持っているのが、

自分で何かをしようとした時の

「自信のなさ」です。

 

一人ではできない。 

一人では生きていけない。

一人で決めるのは不安。

責任を取るのが怖い。

 

これも本人にとっては、

まるで自身の背後にいつもくっついて

いるような恐怖。

 

また、

今まで自分で考えて決めることを放棄していたので、

「自分の好きな通りにしていいよ!」

と言われたら、

「何をしたらいいいのかわからない」

という自立する最初の一歩が

ひとりでは踏み出せない問題もありったりします。

 

こんな風に、

依存の問題や辛さって表面上は目に見えにくいけれど、

実は、

・生存に関わる恐怖。

・ひとりでは何もできないという恐怖と無力感。

・現実的な解決方法を取れない。わからない。

が併存してしまっていて、

本人にとってはとても深刻で辛いものなのです。

 

 

で、この依存から抜け出すには・・・・・

まずは、「嫌われる覚悟」です。

 

囚われの身から抜け出すために、この覚悟は絶対に必要。

 

嫌われるといっても、

自立を相手が嫌うのであれば共依存状態ですので、

むしろ都合がいいことですので、

 

現実的には、

・依存している相手に嫌われても、あなたの価値や人生には問題ない。

・生活費を依存していても、行政や社会的支援策で生活していける。

・自分の心に嘘をつかず、自分を大事にして生きることが必要で何よりも大事。

ということを行動をしながら学んでいきます。

 

そして自信のなさに対処する方法は、

小さなことからひとつづつ、

・自分で決めて

・自分で行動し

・結果を自分で受け取る

というルーチンを回し続け、

 

自分が主体的にやっているという、

感覚や喜び、達成感を身につけ、

成功も失敗も受け止めることを、

諦めずに何回もやり続けることです。

 

でも、実際にはひとりでやるのはなかなか困難。

 

それは、経過の途中で、恐怖が再燃したり、

何が正しいのか不安になったり、

これでいいのかと自分の行動に

疑心暗鬼になったりするからです。

 

そんな時は、

心理のプロの専門的なサポートを受けながら、

挑戦していくことで、

無駄な恐怖や苦しみが少なく短期間でコツが掴め、

成功率も高くなります。

 


嫌われるのが怖かったり、

言うこと聞きたくないのに聞かざるを得ない、

今の環境からどうしても逃げられない・・・・

これって依存かな?と思う人は、

気軽に相談してくださいね!

 

 

個人カウンセリング

 

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講師がびっくりするほど、変化激早です!
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