【許す・赦す・恕す】
人間関係でのトラブルで
【諦める】という意味を考えた記事
コメントをいただいて、
>諦めが出来て、次は許すことが
>出来たらいいんだけど
【許す】のことが気になって
調べてみました。
【ゆるす】には、
【許す、赦す、恕す】の3種類があり、
「赦す」は、過去の罪や責任を免除する。
「許す」は、何かをすることを認める、
許可する。
「恕す」は、思いやりの心で罪や過ちを
ゆるす。
英語で表現すると、
赦す = excuse……(相手に対して)
許す = permit……(自分に対して)
恕す = forgive……(ことの全てに対して)
(【ゆるす】って奥深い)
以前、子どものことで、
スクールカウンセラーと面談し、
私の母親のことを聞かれて、
「親のことを『ゆるして』あげなさい」
と言われたことがあります。
私が小学生のとき、生き別れて、
30年以上音信不通の母に対して、
嫁姑問題で辛い思いをし、
夫(=私の父)は嫁姑問題を完全無視で
妻(=私の母)味方してくれなかったから
母が家を出る決断は仕方なかったと
状況は理解しています。
そして、母を【赦す】までには
到っていないことは自覚しています。
10年前、母のことは、どんな状況なのか
自治体からの一通の封書で理解しました。
しかし、その封書にリアクションを
することで、自分の家族が巻き込まれる
リスクが高く、返信しませんでした。
母が亡くなっても、
私と妹は自分たちで対応せず、
弁護士を通じて対応することを
話し合って決めてます。
遠くない将来、母が亡くなったら、
違う感情が芽生えるかもしれません。
そのときに、母を【ゆるせる】かも
しれないし、それでも【やるせない】
かもしれません。
もしかしたら、もっと早く
【ゆるして】いたら良かった・・・
と思う可能性は低いと思うけど。
今から考えても仕方ないし、
それまでは、母に対して今の感情を
keepということにしようと思います。
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