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退職金控除改正
オット定年退職により、
世帯年収700万円
世帯資産 推定1.4億円
→1.5億円
富裕層
では底辺
のhirakaygomaです
iDeCoは節税ではなく、
課税の繰り延べ
という記事を読みました。
iDeCo掛金は国民保険料と同じで、
課税をiDeCo受け取り時まで
保留しているだけ
掛金の所得控除で繰り延べ続けた税率が
10%だった場合、受取時に20%の税率で
課税されてしまえばトータルで損
というのが、筆者の意見です。
実際、課税の繰り延べで
損するのかどうか、
計算してみました。
![上差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/527.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
勤続21年以上の長年勤務していた人の
退職所得控除枠が大幅に縮小されます
今は 21年以上勤続の場合、控除額は
800万円+70万円✕(勤続年数-20年)
見直し案では、控除額は
40万円✕勤続年数
現行だと大卒で勤続38年では
控除額は2060万円。
しかし、見直し案どおりに
改正されると、1520万円
私の場合、退職金は約1500万円
ideco 約167万円を加えると、
現行だと控除額内なのに、
見直し案だと約147万円オーバー。
オーバーした約147万円が
課税退職所得金額となります。
速算表をもとに源泉徴収額を計算
147万円✕5%✕102.1%=75,043円
軽減額 291,000円
運用益 233,310円
計 524,310円
運用益への課税 47,396円
退職所得への課税 75,043円
(退職所得控除縮小の場合)
計 122,439円
損していないけど、退職所得控除が
改正された場合、税金で約24%も
引かれるのか・・・
iDeCoを退職所得控除内で
おさめようとすると、
掛金を引き下げれば、
所得税の軽減額が少なくなるし、
運用利回りを下げれば、
運用益が少なくなるので、
得策ではない
退職所得控除の見直しは
2024年度の改正は見送られましたが、
数年後には必ず、改正されると
思われます。
これからiDeCoを検討している場合、
自分の退職金のことも調べた方が
いいと思われます。