今週末は偶然にも矢作調教師が昨年8月仏ドーヴィル1歳馬セリにて落札された2頭が揃って出走。
結果はご存知のように、土曜日シンエンペラーが新馬勝ち。日曜日アウェイキングが2着。と芳しいものでした。
プロの解説を入れるならば(あくまで個人の感想ですが)、道中は若干頭の位置が高くハミ受けに若さが見られるも、直線でのギアチェンジは流石の物。
11.1-11.0の後傾ラップを余裕を持って叩き出したのは素質の証。
見た目以上に、時計が優秀な勝ち方に思いました。
母父ガリレオでコテコテの欧州血統に見えますが、父にはフランストップ種牡馬。
比較的日本に親和性の高いフランス型血統の馬のこのパフォーマンスは、フランス競馬の可能性を示したのではないでしょうか。
最後にアウェイキングの個人評。
距離短縮(1400→1200)の今回もまだ前半行きたがる。終いは伸びてきているのは能力の証明。雄大な見栄えのする馬体的にはマイルが合いそうだけに、競馬を覚えてくれば出世してくるはず。