今年はフランスより1頭の参戦がありますね。
イレジン。
紛れもないG1馬ではありますが、個人的見立てでは10着くらいでしょうか。
本質的には根幹距離タイプではない馬。良馬場への対応は可能に思いますが、日本の府中向きではないかと思います。香港ヴァーズなら複穴になったかなぁ。
結局1頭のみにはなりましたが、裏ではJRAのパリ滞在員松前さんを始め、欧州馬招待に尽力してらしたのは決して忘れてはいけない事実。
日本馬のレベルが上がり過ぎた為、負け戦をするために地球を半周するのはちょっと難しいかもしれません。
ちなみにこの馬、イレジン。2018年のフランス・ド-ヴィルの10月1歳馬セリにて6000€(現在のレートで100万円弱)で取引された馬でした。
Lot 459 - IRESINE - Arqana :: Pur-sang - Ventes aux enchères chevaux
馬体のバランスは良いがちょっと小さめ。背中はちょっと平ら目。が写真での印象。
でも、1歳馬選定時に自分的優先度のかなり高い、母10歳以下の2番仔以内、という条件を満たしているのは面白いところです。
培ってきた相馬眼を生かして、セリにてこういう仔を文字通り発掘してくるのも非常に面白いかなと思っています。
もし興味をもたれた方がいられましたら、ちょっと話を伺うだけでも構いませんので、ご連絡宜しくお願いします。
hirooshimizu1031@yahoo.co.jp
ちなみにイレジンの帯同馬マルカンは自分の厩舎の所属馬でした。
頑張ってる姿を見れて正直嬉しいものですね。