夏場に向けての厩舎の秘密兵器。 | 調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

2008年渡仏。2017年調教師免許取得。フランス競馬の中心地シャンティイーでの厩舎日常風景。

フランスも、シャンティイだけに関わらず全土で、猛暑が続く毎日です。

 

 

馬は基本的に寒さを好む生き物でして、必然的に暑さには弱い。

 

 

暑さが続くと馬場も軽めとなり、脚に負担がかかる。と余り良い事は思いつきません。

 

 

日本のようにこの暑さも長くは続かないのは幸いですが、競走馬は生き物ですのでたとえ数日間といえども対策は必須となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自厩舎各馬に各々扇風機を設置しました。

 

 

ビフォアアフターはものの見事に異なるもので、扇風機設置後は馬は馬房内でも汗をかくことなく快適に過ごしているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真のサクラゼンセンもそうですが、見るからに喜んでくれている姿を見ると本当に嬉しいものです。

 

 

今週は25年くらいぶりに旧友と連絡を取り合え、超ハッピーでした。

 

 

そして来週は月・火・金曜日とドーヴィルにて各1頭出走馬を出させて頂く予定です。

 

 

月曜日と火曜日の鞍上はクリスチャン。追い切りにも跨ってもらったのですが、なかなかの手応えを掴んでもらった印象ですので、今年2勝目あわよくば3勝目を期待しています。