厩舎の日常・競馬編。 | 調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

2008年渡仏。2017年調教師免許取得。フランス競馬の中心地シャンティイーでの厩舎日常風景。

昨日日曜日はシャンティイ競馬場にてG1通称仏オークス、ディアヌ賞、が行われました。

 

 

勝ったのは英国からの遠征馬ローランス(父シユニー)。

 

 

普通ではタブーとされる、G1サンタラリ賞からのローテで勝ったこともあり、新・鉄の女の称号を得つつあります。

 

 

この馬は英国で調教されているのですが実はフランス産馬。ですのでレース賞金にプラスして貰える最大60%にのぼる内国産馬奨励金を計算に入れての再度の仏遠征であることは確かだと思います。

 

 

フランスのレース賞金はヨーロッパ他国と比べても比較にならないほど高く、南関東レベル、なので、サラブレッドも安いし、良い環境だと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャンティイ競馬場パドックにて指示を出している自分の写真を撮ってもらいました。椎名オーナーの勝負服をまとった騎手はアレクシー・バデル。近いうちに日本短期免許で行くのではと噂されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左から4頭目の鹿毛の仔です、ヴュームーラン。まさにこの写真の瞬間一旦先頭にたったのですが、切れに欠ける仔なので最後は伸び負け。

 

 

バデルがゴール入線後に止めるのを苦労していたように脚がまだまだ残っていただけに勿体ないレースにはなりましたが、同時に先へと繋がるレースだったように思います。先々は2400~長距離も試してみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく運動した後はよく寝ること。

 

 

毎日元気いっぱいである為の秘訣ではないでしょうか。