実は先週のある1日、パリロンシャン競馬場開催日に馬場を歩いてきました。
つい数時間前に終わった日本オークスからも2頭登録があるので、府中の馬場との違いを身をもって確かめてきた訳ですが、なにを隠そう自分にとってもこの10月凱旋門賞の舞台となる2400mを走破するのは初めての体験。
百聞は一見に如かず。
まさに的を得ていると思います。
比較対象としてシャンティイ競馬場2400mもその数日前に歩いてみてもあり、面白いものですよ。
日本の方にこちらのフランス競馬をより知って欲しい自分としては、こういった自身の脚による馬場体験などを始め、喜んで承りたいと思っています。
これまた人生初の体験なのですが、この馬、自身の舌を出して触って欲しいとおねだりしてきます。意外と馬の舌は冷たいものでした。
また触っているときのこの馬の恍惚の表情はなんとも言えないものがありました。
さて自厩舎の話で恐縮ですが、シグロデオロが去ったあと、新たにヴュームーラン(父エクセレブレイション)という名の4歳セン馬を迎えることになりました。
馬っぷりは非常に良く、正直下級条件で走っている馬には見えなかったので以前より目をつけていたわけですが、思った以上に調教の動きが芳しくてびっくりしています。
数年前に、凱旋門賞に出走したジャスタウェイを見たことがあるのですが、そのミニ版と思わせてくれるくらいのしなやかさを見せてくれています。
明後日火曜日に清水厩舎所属として初出走を迎えます。実際、不安よりも期待の方が大きいですね。
しかもこの馬の何事にも動じない比類なき大人しさ。まだまだ先の話ではありますが、引退後も自厩舎で悠々自適な生活を送ってもらう予定です。自分が毎朝の調教を見に行くのに跨る予定なので働いてはもらいますが。