最近特に時間をかけている事。 | 調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

2008年渡仏。2017年調教師免許取得。フランス競馬の中心地シャンティイーでの厩舎日常風景。

先月の初勝利以降、厩舎の所属馬が徐々に増えていき、現在4頭が在厩しています。

 

 

昨年の開業当初は鹿毛のマオズシーナ(父マクフィ)と、栗毛のサクラゼンセン(父プラントゥー)の可愛らしい2頭の2歳牝馬だけでした。

 

 

色々紆余曲折はありましたが、手間暇かけてずっと育ててきた甲斐もあり、ぐんぐん成長してくれてデビューの新馬戦も考えなくてはいけない頃。時が経つのは早いものです。

 

 

同じように4頭を心行くまで世話したいので、単純計算で2倍の労力を要しますが、不思議と大変に思うことはありません。そのかわりブログの更新が滞ってしまうのだけが唯一挙げる難点でしょうか、ご容赦願います。

 

 

そういえば当時は名前が未だ付けられていませんでしたが、昨年ドーヴィル1歳セリにて購入された2頭は上記のように名前が決まりました。宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近頃、漸く暖かくなってきたので、未だ日陰は寒く感じはしますが、気持ちの良い季節となってきました。

 

 

馬も同様に感じるのでしょう、最近は厩舎敷地内にある緑地パドックで、馬に青草を食べさせています。

 

 

馬がリラックスすることが出来るので、1頭1頭付きっ切りにならざるを得ない為時間はかかりますが、各馬が喜んでくれるのなら本望です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冬も明け、隣接するシャンティイ競馬場の芝コースも朝の調教へと開放されました。

 

 

写真は自厩舎ではないのですが、先頭はペリエ騎手の馬。ぶっちぎっていました。何馬だったのでしょうかね。

 

 

順調でしたら5月後半に走る仔がいますので、後悔だけはしないよう運んでいければ良いですね。