桑園延命地蔵尊の由来 | つぶやきcafé 寄って亭

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以前赴いてからしばらく訪ねてはいない


最近近くを通ったところ何やら工事中でした。


この辺も変わるのかな?

北大から石山通りを渡った歩道橋も今は無い。

まぁこの話は置いといて




過去の写真を引っ張り出してきて

気になったのは由来


なんとなくボヤっと頭の中に

事故が多発して 東京を見習ったら収まった

みたいな内容で頭に収まってた。

だけど今回 現代語に訳して見ました👀


以下 現代文


由来


函館本線札幌市北6条西9丁目より

西11丁目に至る地内に於いて、明治7年鉄道開通と義経丸辨慶丸(よしつねまる べんけいまるの二両)と稱スル(称する)機関車運転当初以来今日に至るまで変死と事故死を為したる人364名に及び、人は之を呼んで(人呼んで)魔の踏切と称するに至る。

この因果関係の理論は別として、これが防止に對し(対し)苦慮すると雖も(いえども)、年を重ねるに及んで益々増加する事は世相上誠に等閑視(とうかんし)することを得ない。


然るに東京付近の大森大久保、その他道内の旭川曙及び東川等に於いてこれと同様の個所ありたる處()郷土人相寄り地名を冠したる地蔵尊を建立し死者の魂を弔うと同時に将来の魔除けを為せるに迷信力 信仰力、この穿鑿(詮索)は別として不思議にも殊に死を遂ぐる人無きに至った。

この事を視るにおいては右地内に同様の地蔵尊を建立し変死者事故死者の霊を弔うと同時に将来この事、無からしむることを期するは人の為すべき道のひとつで下記等相寄り桑園延命地蔵尊の建立を計った次第であります。

昭和27


꒦꒷꒦꒷꒷꒦꒷꒦꒷꒷꒦꒦꒷꒦꒷꒷꒷꒦꒷꒦꒷꒦꒷꒷꒦꒷꒷꒦

これを読むに

殉教者の慰霊は大事だという事が伺える。

然し 霊障的な厄災がこの弔いで本当に鎮まったのかは不思議な話しです。


ここの慰霊に当初関わったのは当時の関係者の檀家寺の

曹洞宗 中央寺との事

現在も例大祭は執り行われてる模様だが中央寺が執り行ってるのかは、そこまで私の調べが至っていません(*´艸`)





今では高架になっていますが、当時はこの下に当たるところに踏切があり 信号もなかった
そしてこの辺りは森林で見晴らしを悪かったようです。
すっかり昔の面影はないんですね(°▽°)
普通に魔の踏切と呼んでいた事も今では驚きです。
今度 旭川の曙 東川も探索してみたい。