ここのところ曇りがちな天気が続いて、気温も20℃未満で少し肌寒い日々でしたが、今日は久々に暖かい一日でTシャツ姿で外出できました。
昨日の月曜はケータリングのバイトだったのですが、昨晩の仕事終わりに事件は起きました。
このバイト先の建物には非接触ICカードで入退去するのですが、建物の扉、その先の自動ドアの2回、ICカードをかざして通り抜けることになっています。
先週のブログでもご紹介しましたが、0時半にアラームが自動セットされます。
最後に売り上げ報告を作成して仕事を〆て、大抵23時半から0時の間に建物から退去することになっています。
この建物は、ディナーミーティングの時間が押して、そのミーティングのメンバーの中に、セキュリティ解除のコードを持っている責任者がいない限りは、基本時間延長はできません。
昨晩は比較的速く終わって、23時半過ぎに余裕で退去できるはずでした。
がしかし、何故か最後の電気を消した直後、いきなりアラームが鳴り始めました。なぜ？アラーム作動時刻の一時間も前なのに…。
この初めての事態に僕は呆然。まずはアラームを止めるべく、セキュリティ管理する機械のところまで行きますが、全く操作が解りません。
まずはケータリング会社の社長、その後で僕より15分前に退社したシェフに連絡。ただ、どちらも電話に出ません。
そうこうしているうちに一旦アラームは鳴り止みました。
これで一安心。まずは建物の外に出ようとしましたが、ドアにはオートロックが掛かって出られません。これは、不審者を逃さずに閉じ込めさせておく目的なんだろうと思います。
さて、困りました。こちらから連絡した関係者はもう寝ていたり、スマホがサイレントモードになっていて気づかないようで、何の連絡も返って来ません。
この管理システムの機械は、建物の扉と自動ドアとの間にあるのですが、ずっとこの中途半端な場所で待つのも落ち着かないので、ICカードをかざして一旦自動ドアの中へ。
すると、（考えてみると当然のことながら？）不審者侵入を察知したアラームが再度作動。
けたたましい音のアラームが建物内にこだまします。先程のセキュリティ管理の機械のスクリーンに電話番号らしきものを見つけていたので、そこに電話することに。
アラームが鳴り響くなかでスマホから電話すると、フランス語で対応されます。どうやったらアラームを止めることが出来るか訊いていると、アラームが鳴り止みました。
次に建物の扉のロックを解除方法を訊くと、解除コードを入力しろとの指示。
当然のことながら、僕はここの建物の管理者ではないので、そんな解除コードは知る由もありません。
万事休す！
再度アラームがなるのを承知で、そして実際に三度目のアラームが鳴る中、建物内で待機し一夜を明かすことを覚悟しました。
以前連絡を取った社長やシェフとは連絡が取れません。建物ないのセキュリティ担当者の一人は、前回遅くまで働く羽目になった際にアラーム時刻の再設定をして、建物退去後に僕を家まで彼の車で送ってくれたFさんですが、残念ながら連絡先は交換していません。
最後アラームが鳴り止みましたが、どこからも連絡は入らず。アラームのセンサーがどこに仕掛けてあるかも解らないので、止まった後は場所移動はせずに居ました。
幸い昨日は家からMacBook Airを持って来ていたんです。理由は今年9月から来年6月に掛けてのクラシックの来シーズンのコンサートチケットが、今日から発売開始になることから、コンサートホールのホームページ上で、演奏者、オーケストラ、指揮者、演奏プログラムなどをチェックするためでした。
一時間、一時間半、二時間と時間は過ぎて行き、いよいよ朝まで居残りパターンを覚悟した際、社長から連絡をもらったFさんが電話してきて、扉のロック解除するからすぐに退去するように言われました。
二時間以上閉じ込められて、時刻は1時半を回っていました。
なぜアラームが自動セットされる時刻の0時半ではなくて、23時半で作動したのか？その究明はFさんに任せて、僕は家路についたのでした。
真夜中の帰り道は週始まり月曜の深夜ということもあり、車も人の往来もほぼなくて、寝静まっていました。
雨に降られることもなく、自転車で5分の道のりだったのが救いでしたね。
翌日社長経由で事の真相を聞きましたが、セキュリティ会社の話では誤作動だったことが想定されるとの結論で、担当者からFさんに対しては電話越しに何度も何度も謝罪の言葉をもらったそうです。
昨晩の段階では聞きそびれていましたが、三度目のアラームがなった時には、警察が出動していた模様で、警察からもF3のところに連絡が入った模様。
今回の事態を受けて、このFさんとさらにもう二人の担当責任者の名前と連絡先をもらうことになりそうです。
僕としては解除コードを教えてもらったほうが、再発した場合には直ぐに対応出来るのでそちらのほうが便利なのですが、無闇に外部業者に建物のセキュリティ情報を渡すこともそれこそリスクも高まるので、要検討してもらって結論を出してもらうことになりそうです。
夫Yvesにもメッセージは残しておきましたが、先週の大仕事の疲れがどっと溜まっているのか、全く気づかずにすやすや眠っていましたが、僕が帰宅後してからベッドに入る頃になってトイレに起きたので、事の顛末を簡単に報告したのでした。
近所の建物でも一度アラームが鳴り出すと、一度鳴り止んでも立て続けに何度か繰り返すパターンが多いのですが、もしかしたら今回の僕と同じような事情で起こっているのでは？と想像せずにはいられなかったのでした。
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