今週は夫Yvesが勤務しているNPO法人が大忙し。というのも、トップ理事が交替し、この週末に就任パーティーやガラディナーが2日間に渡ってブリュッセルで一番のホテルで開催されるのに際し、事務方トップのYvesはその準備に忙殺されているのでした。実は昨日は僕も世界各国から訪れるゲストに渡す案内やプレゼントを用意する手伝いを昼間やっていました。
今日は追い込みにも関わらず、オフィス(及び周辺)のインターネットがダウンして、PCでの作業が捗らず、イライラしてどっと疲れて帰って来たYvesでした。
さて、今日の話題はこないだのフリーマーケットでのエピソードの続きです。友人夫婦が出品して無事売れたアンティーク品についてのクイズの答えはページ最後をご覧ください。
ミニチュアの天体望遠鏡の次に売れると思っていたフォトフレーム。写真の替わりに100年ほど前の上流階級の子供たちが集うシーンが描かれた絵のコピーが入っていました。
お昼過ぎにお一人でふらっと立ち寄ったおばあちゃま。すぐさまそのフォトフレームを見つけ、パッと手に取るとひととおり状態を確認した後で、Yvesに値段を訊いてきました。
「5ユーロ(約850円)で如何?」と返すと、「もうこれ買っちゃう!」というおばあちゃま。
左手にしっかりフォトフレームを抱えながら、他にもいろいろと物色していきます。
とってもお元気でおしゃべり。話し方もしっかりしていて、友達夫婦の奥さん I もあれこれ質問攻めに。
ショッキングピンクのパンツやポップなネックレス、羽織っているコートも含めとてもオシャレな出立ちで、色使いもバッチリのコーディネート!ベルギーの個性派眼鏡ブランド、テオ theo のような眼鏡を掛けてもいらっしゃいました。
恐らくは御歳80歳はゆうに超えていらっしゃるとお見受けするのですが、とってもお元気そうで。
訊けば、ここから少し離れた町に住んでいて、陶芸を中心に今も現役でアーティスト活動を続けていらっしゃるのだとか。
どおりで納得!です。
Yvesもママの遺品がママと同世代(よりはお若いとは思いますが…)の素敵なマダムのもとに渡っていってさぞかし満足だったことでしょう。
さて、一昨日のブログ内⏬でご紹介して、クイズにもしていた
こちらのアンティーク品。
当日のコメント欄で御名答の方々もいらっしゃいましたが、
正解は、
携帯型のヒーター
でした。
最初の写真で取っ手が付いているのに気づいたら、答えを導くのも早かったかもしれませんね。
100年以上前に製造されたこちらのアンティークのヒーター。どうやって使うかと言うと、蓋を開けて中の網状のもののなかに火をつけた石炭を入れて使います。
他にも暖炉で薪に火をくべた後に出る木炭を使うこともあったそう。空気孔は空気を取り込んで火を燃やしやすくするため。
家の中でもリビングなどには暖炉があっても、寝室には無かったりということもあったでしょうし、ベッドに入る前に足元を中心に温めたりもしたようです。日本のあんかに似た感じですよね。
旅行先や戦地(第一次世界大戦時に塹壕などで使用された記録もあるそう)でも使われた記録も。
今回初めてフリーマーケットに出店してみて、ちょっと面白さを発見したので、次回はこうした昔の調度品を見つけたら、当時どんな用途で使われていたかなど、探って見るのも楽しいな、と思った次第です。
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