ドイツやスイスでの少し長めのクリスマスも昨日の26日で終わり、今日27日から年の瀬を迎えています。

 

昨日から滞在しているスイスはチューリッヒ郊外の”親戚”的ゲイカップル(僕らと同様2年前に同性婚をして夫夫)宅も2日目が過ぎました。

 

ベルギー・ブリュッセルの我が家からここまでは車で来ていますが、直行しようとなるとその距離約650km、休憩なしで8時間ほどの道のりなので、僕らは途中で一泊することを決め込んでいました。東京起点だと北は岩手か青森あたり、西に向かうと四国まで、大阪起点だと東は千葉か茨城、西は福岡か佐賀くらいまで行けちゃう距離ですからね。

 

一番直進するかたちでロスがない道のりだと、フランスのロレーヌかアルザス地方あたりに宿を取るのが良さそうでしたが、帰りはそのフランスを通ることは既定路線だったので、行きは少し遠回りになりますが、ドイツ経由で行くことに。

 

そして、中間地点で考えると、僕が以前住んでいたハイデルベルクがちょうど良さそうな位置にあるので、第三の故郷のこの地に滞在することにしました。

 

僕がこの街に住んでいたのは、1997年から2000年。その後もベルギーから何度か訪れていていますが、最後は母が初めて遊びに来た2016年6月ですので、かれこれ7年半ぶりです。

 

これまでの再訪は良い季節ばかりだったと記憶していますが、今回は初めての冬。しかもクリスマス当日はホテルのレストラン以外は全てが閉まってしまう日との記憶なので、出発前に食べきれなかった食材を持参して、キッチンのあるアパートメントホテルを予約しました。

 

瀟洒な邸宅が並ぶエリアのアパートメントホテルで、当時は友人も住んでいた通り。今も住んでいるかな?なんて想像してみたりして。

 

 

荷物を部屋に置いて街中へ繰り出しましたが、宿泊先から徒歩で7,8分のところにあるカフェがオープンしていたので、コーヒー休憩することに。

 

 

ここ Café Rossi は、住んでた家からも程近く、雰囲気も良かったので、4年半の滞在で一番通ったカフェでしたが、当時の面影そのままなところが嬉しいですね。

 



クリスマス・ビュッフェ・ブランチをやっていたようですが、僕らが入店したのは夕方4時前だったので、



お客さんもそれほど居ませんでしたが、当時と同じく地元客がほとんどのようでした。



Yvesのホイップクリームがたっぷり乗ったホットチョコレートに対し、僕はワンショットサイズのカフェ・マロック(モロッコ風コーヒー)を。このカフェ・マロックってハイデルベルク(もしかしてドイツ全土でも?)のカフェならどこでもあったメニューですが、コーヒーの濃さだと、フラットホワイトに近い感じでしょうかね?



しばしノスタルジーに浸った後は、ハイデルベルクのメインストリートのハウプト・シュトラーセ(通り)へ向かいます。

 

その手前のビスマルク広場には小さなクリスマスマーケットが出ていました。



ハイデルベルクはドイツで一番古い大学街ということもあり、街中にはカフェがたくさんあります。そして、観光客も多いのでドイツ料理を含めレストランも多いのですが、僕が住んでいた当時はクリスマス閉店していたお店が、軒並み営業していて、ちょっとびっくりしましたが、観光客の皆さんにはそのほうが嬉しいですよね。

 

老舗のレストランもコロナ禍を経て、閉店してしまった人気店もあれば、健在のお店もあり、生き残ったお店で食べたい気持ちもありましたが、食材持って来ちゃったのでね…。

 

このハウプト通りも何往復したことか!というメインストリートですが、お店は変わっても雰囲気は当時のままで懐かしさが込み上げてきます。


 

ここ大学広場がクリスマスマーケットのメイン会場なのですが、既に全ての小屋が撤収。

 

 

その先のマルクト広場もそれに続くマーケット会場ですが、こちらもクリスマスツリーを残すのみ。

 

 

ほぼ真っ直ぐに1.5km続く歩行者天国を進んで行くうちに日も暮れてきましたが、

 

 

コルンマルクト(広場)には小規模なクリスマスマーケットもまだ出ていて、

 



賑わいもあってクリスマス気分が味わえました。



 



さらに進んだカール広場からは街のシンボル、ハイデルベルク城が綺麗に望めるのですが、そちらにもクリスマスマーケットが。

 





ライベクーヘン 🇩🇪 Reibekuchen(地方により呼び方が変わります)という油で揚げたポテトパンケーキの屋台を発見!



 

こちらドイツのクリスマスマーケットでは外せない食べ物です。

 

 

このライべクーヘンには欠かせないアップルムースと、Yvesはこれが苦手なので、ニンニクソースを半分ずつ盛ってもらいました。

 

 

険しい顔しながら食べているのは、ニンニクソースをこぼしてダウンコートが汚れてしまったからですが、二人とも美味しくいただきましたよ。

 

 

そして、飲み物は定番のグリューワイン(ホットワイン)ですが、本場ドイツは陶器のカップが当たり前。

 

 

クリスマスマーケットの絵柄が付いた昔ながらのカップ。

 

 

毎度のことですが、赤と白とで乾杯!

 

 

カップの側面には、ハイデルベルク城やマルクト広場に建つ精霊教会なども描かれていて、取ってがハート型❤️

 

 

カップは返却してデポジット分(3ユーロ)を返してもらうシステムですが、記念にひとつ持ち帰ることにしました。

 

 

ファサードが印象的な歴史的建物は「騎士」という名の ツム・リッター Zum Ritter。老舗のホテルレストランです。

 

 

 

帰りは途中からひっそりとした裏道のプレック通り Plöck を通って帰ってきましたが、地元客相手のお店はだいぶ様変わりしていました。
 

翌日の午前中はアパートメント周辺の邸宅のしばし建物探訪を。

 

 

僕が住んでいたのは近代的な建物だったので、こういう古い建物に住むことに憧れていたものでした。

 

 

 

 

10時10分前くらいになって近くの教会から鐘の音が響き始めましたが、こちらはクリスマスミサを呼びかける鐘でしょうか?5分ほどずっと鳴り響いていました。ブリュッセルじゃもうこんな長く教会の鐘が鳴ることはないですね。

 

 

建物探訪ウォークの後に車に乗り込み、川の向こう岸に渡って、ネッカー川沿いを走って、アーチの綺麗なアルテ・ブリュッケ(「古い橋」の意味)とも呼ばれるカール・テオドール橋のたもとに車を停めて、最後のフォトショット。

 

 

向こう岸にハイデルベルク城や精霊教会などが写り込んで、絵葉書とおりの景色です。

 

また季節の良い時期にゆっくり再訪したいなぁ、と思いながら、僕らはスイスへ向けて先を急いだのでした。


PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ダウン励みになります。毎日1回、Aセット、またはBセットでバナークリックベルで応援お願いしま〜す! しっぽフリフリ 登録など一切必要ありませんので、お気軽にポチッ足あとと 

ダウンAセット(ゲイ&ヨーロッパ)でも虹

にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ

にほんブログ村 ゲイブログランキング
ヨーロッパ(海外生活・旅行)ランキング

 

ダウンBセット(ベルギー&同性愛)でも 音譜

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ


にほんブログ村 ベルギー情報ランキング 
同性愛(ノンアダルト)ランキング


アップカテゴリー別の① ゲイ&同性愛 虹 or ② ヨーロッパ&ベルギー の組み合わせでも大歓迎です♪


ダウンフォローはこちらからどうぞ。

フォローしてね!
ヨーロッパ発 日欧ミドルGAYカップルのツレ連れ日記 - にほんブログ村