最寄り駅は東京メトロ丸の内線の茗荷谷。改札を出て、駅前を通る国道245号線を後楽園方面に進みます。茗台中学校前交差点を左折し吹上坂を3分程真っすぐに進むと右手にあります。

 

1415年(応永22年)、浄土宗中興の祖、了誉聖冏上人(りょうよしょうげいしょうにん)が小石川の清泉のほとりに庵を編んだことに始まります。この清泉を法然上人の遺跡にちなみ"吉水"と呼んだことから"吉水山伝法院"と称したとされています。吉水は極楽水、極楽の井と呼ばれ、付近一帯の地名になったと伝えられ、現在も、小石川パークタワー内に極楽水として遺っています。


その後、徳川家康の生母、於大の方の葬儀に利用されて菩提所となり、"伝通院"となりましたが、普光観智国師が伝法院の旧蹟を再興、徳川家康の側室で松平忠輝の母である阿茶局(法名朝覚院殿貞誉宗慶大禅定尼)の隠居寺となりました。1621年(元和7年)、朝覚院の墓所となり、法名に因んで「吉水山朝覚院宗慶寺」として寺院化しました。


小石川七福神の一つ、寿老人が奉られています。

 

 

寿老人御朱印

 

極楽水御朱印(小石川七福神 弁財天)

2019年(平成31年)1月2日拝受


吉水山 朝覚院 宗慶寺(そうけいじ)
宗旨:浄土宗

本尊:阿弥陀如来
所在地:東京都文京区小石川4-15-17

アクセス:茗荷谷駅(東京メトロ丸の内線)徒歩10分