新型コロナウイルス禍真っただ中の2020年に就任し、約1年間政権の座に就いていた第99代内閣総理大臣、菅義偉の素顔をブラックユーモアや風刺アニメを交えて描いた作品。

 

平成の時代が終わりを迎えようとしていた頃、新元号「令和」の額縁を掲げたのは、当時の内閣官房長官、菅義偉でした。その後、菅は「自助、共助、公助、そして絆」とのスローガンを掲げ2020年9月に第99代内閣総理大臣へと就任しました。

本作は就任から1年を迎えようとしていた菅の素顔に迫るべく製作されたドキュメンタリーであり、菅の好物であり、首相就任当初にマスコミ関係者を招いて催された懇親会で振舞われた「パンケーキ」がタイトルに入れられています。

 

菅グループ「ガネーシャの会」所属の若手議員たちや菅の元秘書、市議や県議会議員、菅をよく知るマスコミや評論家、ホテル、スイーツ店に軒並み取材を拒否されています。方で、石破茂、江田憲司、村上誠一郎ら現役の政治家や、古賀茂明、前川喜平などの元官僚、さらに、森功、鮫島浩などのジャーナリストや各界の専門家がインタビュー出演しています。

 

"自助、共助、公助"とおっしゃいますが、そもそも国には、国民の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を守る義務があるわけで、真っ先に"自助"を主張するのは、総理大臣として国の責任を放棄することにもなりかねません。国の最高法規である憲法で「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と定められているのですが、菅には憲法を遵守しようという気持ちがあったのでしょうか。

 

菅政権がやりたい放題だった理由として「それでも選挙に勝てた」ことが挙げられています。何故、「それでも勝てた」のか、丁度今、そのカラクリの一部が明らかになろうとしています。そう、旧統一教会。彼らの持つ票、そして、選挙運動や政治家としての活動への協力。成程...。

 

それにしても、「ガネーシャの会」所属の面々の他、菅に関わる人々の取材拒否は残念です。政治家としての信念を持って菅を支えたのであれば、ここで、「菅の評価を上げてやろう」という心意気で菅を非難する視線を跳ね返そうという人が現れてもよかったのではないかと思うのですが...。やはり、この国を何とかしようとか、国としての責務として国民を守ろうとかいうことではなく、権力を持ちたいという動機ですり寄った人ばかり...ということなのでしょうか。

 

政治家たちももちろんですが、そんな政治家たちをのさばらせている私たちの在り方も、あまりに情けなく残念です。国の権力の中枢にある人たちの憲法を無視するような行為に対しては鷹揚なのに、普通の人たちのちょっとしたルール違反には厳しかったり、政治家たちの怪しげな団体との癒着には甘いのに芸能人の反社会的団体との付き合いはやたらと激しく非難したり、何か間違っています。

 

 

 

公式サイト

映画『パンケーキを毒見する』| 6月3日(金)DVD発売&レンタル同時開始 (pancake-movie.com)

事故で半身不随になったリョン・チョンウィンは妻と別れ、息子とは別々に暮らしています。人生を諦めた彼の楽しみは、よく訪ねてきてくれるかつての同僚、ファイと話すことと息子の成長でした。一人暮らしのリョンは、家政婦を雇い身の回りことをしてもらっていましたが、偏屈なところもある彼の元では、なかなか長続きせず、次々に家政婦が入れ替わっていました。ある日、フィリピン人の住み込み家政婦エヴリンがやって来ます。リョンは、広東語で意思の疎通ができないことにいら立ちますが、拙い英語でコミュニケーションを図ろうとし...。

 

介護問題や出稼ぎ労働など、香港社会を反映した物語となっています。

 

もう随分前(香港がイギリスから中国に返還される前)のことですが、香港に行ったことがあります。当時も香港には相当数のフィリピン人家政婦がいて、本作の中でも描かれていますが、休みの日にフィリピン人家政婦たちが集まる場所があります。その場面を見たこともありますが、なかなか壮観でした。

 

一般の家庭という密室の中での仕事。そして、住み込みという勤務形態から、クビになれば仕事も住む場所も失うことになるという状況を考えると、暴力の対象になったり、様々な形で虐待されたり、搾取されたりということが起こりやすい環境に置かれていると言えるでしょう。そんな彼女たちを取り巻く過酷な現実が語られ、一方で、とかく弱い立場に置かれがちな彼女たちの"生き抜くための知恵"も語られます。厳しい現状の中で戦う逞しさが伝わってきます。

 

そして、リョンとエヴリン。それぞれに人生のどん底にあったわけで、各々の孤独を抱えている中で出会ったわけですが、安易なメロドラマになることなく、互いの違いを認め合いながら、相手を一人の人として受け入れていく感じには好感を持てました。

 

血の繋がりがなく、恋人同士でも夫婦でもなく、世代も国籍も性別も違っても、大切な存在として支え合うことができる。そして、そこに生きる希望も幸せも生まれる。観る者を優しい世界に誘ってくれます。

 

クライマックス。旅立つエヴリンがリョンに鍵を返そうとした時、リョンは鍵をエヴリンに持たせます。それは、リョンの自宅がエヴリンの帰る場所となったことを示しているのでしょう。やがて、写真家として成功したエヴリンがリョンの元へ帰ってくる。そんな未来が想像されるシーンでした。

 

誰かを想い、その人の幸せを願い、その人が夢をかなえられるようちょっとした手助けをする。それは、相手のための行為でありながら、同時に、手を差し伸べる側の心を満たし、幸福度を高める行為でもあるのです。

 

人生は思うようにならないことが多く、厳しく辛いことも多いものですが、そんな中でも人は夢を持ち、夢を追うことができることを伝えてくれています。全体に穏やかで静かな雰囲気の作品ですが、確かな希望が感じられます。

 

観てよかったです。お勧め。

 

 

公式サイト

映画「淪落の人」公式サイト (musashino-k.jp)

鮎子は画壇の重鎮である父に英才教育を受けながら育ち、東京藝大に進学します。利根川に近い取手キャンパスで、裏山に住むイボテンという男と出会い、性に塗れた日々を過ごします。夏休みには実家に寄寓する小説家、我謝と沖縄へ。やがて、鮎子は自身のモチーフと出会い...。

 

全体を覆う強い粘り気と湿度と臭いが感じられる性表現。花村萬月らしいと言えばらしい作品です。かなり過激な性の表現も多く、いささか食傷気味ではありましたが、鮎子の自身を俯瞰するような視線の冷静さ故か、思いのほか、嫌らしさはありませんでした。そして、鮎子の中に溢れる描きたいという強い欲望には圧倒されます。読んでいて、彼女の性体験を支える凄まじいまでのエネルギーに引き込まれました。

 

何人もの男性との交わりも、愛情を背景にした生の営みというよりも、自分自身の存在と画家としての宿命を掛けた真剣勝負のようなものだったのかもしれません。

 

芸術はセンス。芸術だけではないと思いますが、持って生まれた才能がなければどうしようもない部分があるのは確か。いくら才能があっても凄まじい努力がなければ才能を開花させることはできず、才能にはそれほど恵まれなくても努力を重ねればそこそこのところまで辿り着けるものでしょう。けれど、それぞれの持って生まれた才能とあった方向に努力してこそ、その分野の一流として成功できるものなのでしょう。

 

かなり分かりやすいハッピーエンドになっている辺りは、少々、拍子抜けというか、都合よすぎるように思われる部分もありましたが、そこには、いくら天才だからと言っても社会から大きくはみ出ることが赦されないイマドキの社会が反映されているのかもしれません。

 

集団や社会からの逸脱する人や自分で経済的な基盤を築けない人々を許容しない社会は、その代償として、大きなものを失っているのではないか、そんな思いも頭をよぎりました。私たちは、兎角、社会から逸脱したり、経済的に他人に依存する人々を迷惑な存在と敬遠しがちですが、けれど、迷惑を掛けられる立場の幸せというのもあるのかもしれませんし...。

 

 

 

集英社公式サイト内

花折/花村 萬月 | 集英社 ― SHUEISHA ―

 

最寄り駅は都営大江戸線、東京メトロ南北線の麻布十番駅。大黒坂中腹にあります。

 

 

1597年(慶長2年)11月、慈眼院日利上人により創建。

1730年(享保15年)に日舜上人が、法華経三万部読誦の功徳により不思議な大黒天像を感得しました。この大黒天像は、麻布六本木の旧家、伊勢屋長左衛門の伝教大師作とされる三神具足大黒尊天(秘仏)でした。ある夜、長左衛門の夢枕にこの大黒天が立ち「我れ汝の家にあること久し今法華経読誦の功徳により法華経守護の為め大衆に福寿を授けんことを誓い法華経読誦の地に往かん」と告げます。翌朝、長左衛門がこの大黒天像を拝もうとしますが、姿が消えていました。近隣に法華経読誦の地を探し、一本松で日舜上人の法華経三万部読誦を知りました。長左衛門は、日舜上人に霊夢を語り、大黒天像を献納したとされています。その後、5世妙乗院日亮上人が、この大黒天像の福寿を大衆に授けるため、日舜上人から大黒天像を授かりました。

 

この大黒天像は、大黒天の小槌を持ち、弁財天の髪をいただき、背には毘沙門天の鎧を付けていることから、"三神具足大黒天"と称され、大黒天の福寿、弁財天の円満、毘沙門天の除災得幸をいただけるといわれています。

 

また、大黒坂の上にある一本松は、940年(天慶3年)、六孫王源経基公が承平の初めに平将門を制圧するための東征の帰路に、衣冠を掛け休息をしたことから、"一名冠の松"とも称され、江戸名所の一つとなりました。

 

大正時代に関東大震災で焼失、1939年(昭和14年)11月までに再建しましたが、1945年(昭和20年)4月15日の戦災で再び全焼しました。1954年(昭和29年)、仮本堂と庫裡を再建し、1967年(昭和42年)11月に増改築が行われました。

 

三神具足大黒天像以外にも、様々な大黒天像が奉られています。

 

こちらは写真撮影OKの商売繁盛の大黒天像。

 

 

 

御首題

2018年(平成30年)1月7日拝受

 

2021年(令和3年)1月拝受

 

 

大黒天御朱印

2018年(平成30年)1月7日拝受

 

2021年(令和3年)1月拝受


榮久山 大法寺(だいほうじ)
宗旨:日蓮宗

所在地:東京都港区元麻布1-1-10

アクセス:麻布十番駅(都営大江戸線、東京メトロ南北線)徒歩6分

 

 

公式Instagram

大法寺(@azabudaihouji) • Instagram写真と動画

かなり長い間、使い続けていたヘアドライヤーですが、どうも調子が悪い。風量が不安定になったり、何だか焦げ臭い感じがしてくることもあったり...。このまま使い続けるのは危険かも....、ということで、思い切って買い替えることにしました。

 

今使っているドライヤーを買ったのは、20年位前。まずは、家電量販店に行ってみたのですが、以前とはいヘアドライヤー市場は様変わり。取り敢えず、一旦引き上げ、ネットで情報収集。口コミなどを参考に、候補を絞り込むことにしました。

 

で、"髪質改善"の効果がありそうなものをチェックし、その中で、それなりに口コミの評価も高いものの中から、一番、軽い"KINUJO"に決定。

 

早速、公式オンラインストアから購入。昼過ぎにポチッとしたら、その翌日には配達されました。素早い!!

 

 

なかなかおしゃれな箱に入っていました。

 

 

軽いです。同レベルの機種だと600~700g以上するものも多い中、363gというのは出色!!数分間は持っているものなので、重量はヘアドライヤー選びの大きなポイントになると思います。

 

風量も調節できますが、最大で2.2㎥/秒。大風量で定評のあるDysonが2.4㎥/秒。重量の差が360g近くあることを考えると納得の風量です。

 

まぁ、多少、音はしますが、機能を考えると十分に許容範囲かと...。

 

まだ、何度も使っているわけではないので、髪質改善効果があるかないか分かってくるのはこれからになると思いますが、取り敢えず、納得の一品です。

 

 

 

公式サイト

KINUJO (haircare-products.com)

かつては「櫻田通り」と呼ばれていたものの、テレビ朝日が六本木ヒルズに移転してからは「テレビ朝日通り」と称されるようになった通りに面しています。六本木ヒルズのすぐ隣です。

 

社伝によると、1180年(治承4年)の創建。源頼朝の命で、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将で武州豊島郡の領主であった渋谷重国により、霞山桜田明神として霞ヶ関桜田門外に建立されたそうです。渋谷重国は、1180年(治承4年)に源頼朝が挙兵した際は、頼朝から加勢を打診されるものの、平氏に対する旧恩から平家側に属しましたが、頼朝が再挙後は頼朝に従い所領を安堵され、頼朝の御家人となり、武勇人柄共に頼朝に重宝されたと言われています。相模渋谷氏の一族で、現在の東京都渋谷の地名はこの渋谷氏に因んだものです。

 

文明年間(1469年~1486年)、太田道灌が社殿を改修し再興しました。道灌により太刀甲胃等が寄進され、社宝として伝えられていましが、1845年(弘化2年)に青山火事と呼ばれる大規模な火災が発生した際、焼失してしまいました。

 

慶長年間(1596年~1615年)、江戸の整備の影響を受け、櫻田溜池付近へ遷座し、さらに、1624年(寛永元年)、現在地に遷座しています。氏子もともに遷ったとされ、当地は麻布桜田町と呼ばれるようになります。

 

新選組の沖田総司がお宮参りした神社で、沖田総司ゆかりの神社としても知られています。乃木希典(乃木大将)も初宮参りに参詣しています。

 

港七福神の寿老神も祀られています。

 

 

 

神社御朱印

 

寿老神御朱印

2018年(平成30年)1月7日拝受

 

 

櫻田神社(さくらだじんじゃ)

御祭神:豊宇迦能賣神(とようかのうめかみ)

御利益:五穀豊穣、商売繁盛、諸願成就、開運招福など

近隣の駅:六本木駅(都営大江戸線、東京メトロ日比谷線)徒歩7分

 

 

公式Twitter

櫻田神社 Sakurada jinjya(@Sakuradajinjya)さん / Twitter

小さな教会の牧師をしている御堂一男は、妻の江津子を8年前に喪い、今は中学生になっている娘、ひかり2人暮らし。最愛の妻・江津子(奈緒)は8年前に他界。一男は生活のためにガソリンスタンドでアルバイトをしながら、ひかりを男手ひとつで育ててきました。ひかりも思春期に入り、少々、反抗的な時もありますが、優しくて面白い一男のことが好きでした。一男は牧師として多くの人に慕われ、2人の穏やかで幸せな日々は続いていくはずでした。ところが、ある日、ひかりが倒れ、病院で白血病と診断されます。そして、一男は、ひかりが一男の実の子ではなかったことを知らされます。ひかりの病状はなかなかよくならず、骨髄移植を勧められますが...。

 

まぁ、使い古された物語ではあります。全体に設定もチープで薄い感じがしましたし...。それでも、一男を演じてムロツヨシには、全てを包み込む懐の深い温かさが感じられて良かったです。

 

全体に描かれ方が軽いのですが、特に、ようやく見つけた適合する可能性のある人物へのドナーになって欲しいとの交渉の辺りから、サクサク物語が進み過ぎた感じがします。そして、それに伴い、薄っぺらくなってしまったような...。本来、もっと重い話だと思うのですが...。

 

ドナーとの交渉の経過も、ひかりにドナーの正体を告げる場面も、この辺りは物語の肝になる部分なだけに、もっとしっかりと描いて欲しかったような...。

 

そして、設定などにも違和感を覚える部分が...。

 

白血球の型が適合するとしたら、それは親子ではなく、両方の親が同じ兄弟。母親と父親から半分ずつを受け継ぐから、兄弟であれば、25%の確率で適合します。適合する可能性が数百から数万分の一と言われる非血縁者よりは可能性が高いにしても、基本、親とは適合しないわけです。(母親と父親の半分が一致していれば、可能性はあるわけですが...。)まぁ、ひかりには父親も母親も同じ兄弟がいないので、仕方ないのですが、本作のひかりの主治医や一男の動きを見ていると、親子ならかなりの確率で適合するという前提があるように思われ、違和感がありました。

 

そして、牧師のはずの一男の礼拝などの時の服装。牧師というよりは神父に見えました。牧師ならもっと牧師らしくして欲しかったような...。

 

それに、そもそも、ひかりが一男の生物学上の子でなく、そのことに江津子も一男も疑問を持っていなかったのだとしたら、江津子と一男が出会って結婚するまでがかなり急ぎ足にならないといけないわけで、その辺りも本作の描写とは合っていないように思われました。

 

細かいところかもしれませんが、端々の違和感が、物語をリアリティから遠ざけてしまっている気がして残念です。

 

ありきたり感のある物語であったとしても、もっとムロツヨシの存在感を活かしたキャラクター設定にして、ドナー探しの部分に一男とひかりの葛藤を重ねてそこに重点を置いて物語を組み立てていれば、もっとオリジナリティが感じられるストーリーになったのではなにかと...。

 

 

 

公式サイト

映画『マイ・ダディ』公式サイト | 2022.3.9(水)Blu-ray&DVD発売 DVD TSUTAYA先行レンタル開始 (mydaddy-movie.jp)

小さな教会の牧師をしている御堂一男は、妻の江津子を8年前に喪い、今は中学生になっている娘、ひかり2人暮らし。最愛の妻・江津子(奈緒)は8年前に他界。一男は生活のためにガソリンスタンドでアルバイトをしながら、ひかりを男手ひとつで育ててきました。ひかりも思春期に入り、少々、反抗的な時もありますが、優しくて面白い一男のことが好きでした。一男は牧師として多くの人に慕われ、2人の穏やかで幸せな日々は続いていくはずでした。ところが、ある日、ひかりが倒れ、病院で白血病と診断されます。そして、一男は、ひかりが一男の実の子ではなかったことを知らされます。ひかりの病状はなかなかよくならず、骨髄移植を勧められますが...。

 

まぁ、使い古された物語ではあります。全体に設定もチープで薄い感じがしましたし...。それでも、一男を演じてムロツヨシには、全てを包み込む懐の深い温かさが感じられて良かったです。

 

全体に描かれ方が軽いのですが、特に、ようやく見つけた適合する可能性のある人物へのドナーになって欲しいとの交渉の辺りから、サクサク物語が進み過ぎた感じがします。そして、それに伴い、薄っぺらくなってしまったような...。本来、もっと重い話だと思うのですが...。

 

ドナーとの交渉の経過も、ひかりにドナーの正体を告げる場面も、この辺りは物語の肝になる部分なだけに、もっとしっかりと描いて欲しかったような...。

 

そして、設定などにも違和感を覚える部分が...。

 

白血球の型が適合するとしたら、それは親子ではなく、両方の親が同じ兄弟。母親と父親から半分ずつを受け継ぐから、兄弟であれば、25%の確率で適合します。適合する可能性が数百から数万分の一と言われる非血縁者よりは可能性が高いにしても、基本、親とは適合しないわけです。(母親と父親の半分が一致していれば、可能性はあるわけですが...。)まぁ、ひかりには父親も母親も同じ兄弟がいないので、仕方ないのですが、本作のひかりの主治医や一男の動きを見ていると、親子ならかなりの確率で適合するという前提があるように思われ、違和感がありました。

 

そして、牧師のはずの一男の礼拝などの時の服装。牧師というよりは神父に見えました。牧師ならもっと牧師らしくして欲しかったような...。

 

それに、そもそも、ひかりが一男の生物学上の子でなく、そのことに江津子も一男も疑問を持っていなかったのだとしたら、江津子と一男が出会って結婚するまでがかなり急ぎ足にならないといけないわけで、その辺りも本作の描写とは合っていないように思われました。

 

細かいところかもしれませんが、端々の違和感が、物語をリアリティから遠ざけてしまっている気がして残念です。

 

ありきたり感のある物語であったとしても、もっとムロツヨシの存在感を活かしたキャラクター設定にして、ドナー探しの部分に一男とひかりの葛藤を重ねてそこに重点を置いて物語を組み立てていれば、もっとオリジナリティが感じられるストーリーになったのではなにかと...。

 

 

 

公式サイト

映画『マイ・ダディ』公式サイト | 2022.3.9(水)Blu-ray&DVD発売 DVD TSUTAYA先行レンタル開始 (mydaddy-movie.jp)

現役を退き、ジャマイカで生活するボンドの元をCIA出身の旧友、フィリックス・ライターがアメリカ国務省のローガン・アッシュを伴って訪ねてきます。彼らは、ボンドには誘拐された科学者の救出を依頼します。最初は断ったボンドでしたが、結局、現役復帰を決意し、ボンドの穏やかな日々は終わります。ボンドは、ミッションの中で、世界に脅威をもたらす最新技術を有した黒幕を追うことになり...。

 

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品となるそうです。

 

ラストもそうですが、"最後"に相応しい物語となっているように思われました。まぁ、"任務"を受ける前には、一旦、引退していたわけですが、それ以上に、007という類まれなる有能なスパイが、妻を愛する夫、娘を守ろうとする父親、ひとりの愛情深き人間になる物語となっていました。

 

家族を守るために戦うボンドは、スパイではなく、ひとりの夫であり、父親である"家庭人"。"スパイ、007"としてのジェームズ・ボンドの終焉だったということなのでしょう。だとすれば、本作の結末も悲劇とか不幸とは言い切れないのでしょう。

 

とは言え、スパイ映画としてのアクションは健在。決して、情緒に流されることなく、しっかりと身体を張っている辺り、楽しめました。

 

しっかりと従来の007の世界を感じさせてくれる部分もあり、随所に、ジェンダー的な観点での進化を見せてくれる部分もあり、各方面への気遣いも感じられまずが、全体に無理なくバランスよく作られていると思います。

 

さて、この先、007シリーズはどうなるのか?

それも楽しみです。

 

 

 

公式サイト

The Official James Bond 007 Website | No Time To Die JP

飯倉交差点から少し南に鎮座します。目の前には東京タワーが見え、後にはロシア大使館があります。

 

1703年(元禄16年)の火事で記録が焼失し、創建年代などは不詳。

 

「江戸名所図会」などによると養老年間(714年~724年)に芝の浜辺に勧請され、後に当地へ遷座したとされ、「御符内備考」では、応永年間(1394年~1428年)に慶祚阿闍梨が熊野三山を勧請したとされています。

 

文明年間(1469年~1487年)に太田道灌により再興され、太鼓などが寄進されました。現在は本殿に合祀されている境内末社の太田稲荷は、太田道灌の守護神。勝手ヶ原に出陣した際、戦勝の奉賽として鯛を供えますが、その後、人々がそれに倣って土製の鯛を供えるようになり、恵比寿様として信仰されるようになったそうです。この恵比寿様が現在は港七福神のひとつとなります。

 

江戸時代は寛永寺末の三集山正宮寺(現在は廃寺)が別当でした。武家から篤い崇敬を受け、仕官の際には当社に参拝し、牛王神符を拝受したと伝えられています。

 

1888年(明治21年)に宮城県塩釜の鹽竈神社から鹽竈大神を勧進し合祀し、1896年(明治29年)に三田稲荷神社を合祀しました。


1945年(昭和20年)、米軍の空襲により、社殿等が焼失しますが、1952年(昭和27年)に再建されます。1957年(昭和32年)、当時隣接していた飯倉小学校の講堂建設のために境内地の一部を譲渡、さらに1965年(昭和40年)、桜田通りの拡張のため、境内地の前面が削られました。

 

2009年(平成21年)、愛宕神社と太田稲荷神社を本殿に合祀しました。

 

 

御朱印

 

 

2018年(平成30年)1月7日拝受

 

 

飯倉熊野神社(いいくらくまのじんじゃ)

御祭神:伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)

    伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)

    武速須佐之男大神(たけはやすさのおのおおかみ)

御利益:商売繁盛、縁結び、子授け、厄除け、開運招福など

近隣の駅:赤羽橋駅(都営地下鉄大江戸線)徒歩6分

     神谷町駅(東京メトロ日比谷線)徒歩10分

     御成門駅(都営地下鉄三田線)徒歩13分

 

公式Twitter

飯倉 熊野神社 (港七福神 恵比寿)(@iikurakumano)さん / Twitter