連作短編集。「プロローグ」「三月十日」「小説家の鏡」「君が手にするはずだった黄金について」「偽物」に、著者が直木賞を受賞した際のエッセイと後日譚「革命前夜」が収められています。

 

いずれも、著者と同名の「小川哲」という男性を主人公としています。実在の地名や書名、人物、出来事などが登場するので、ノンフィクションのような印象を受けますが、実際には、フィクションのようです。

 

「小説家の鏡」の主人公は、友人から占い師にハマった妻について相談を受けます。いかがわしさに溢れた占い師ですが、そんな占い師のもとを訪れた主人公は、一瞬、占い師と繋がれたという感覚に満たされます。占い師の未来を予言する力はまやかしだったとしても、占われる側がその欺瞞に気づいていたとしても、そこに、本物の魂の繋がりが生じることがある。私たちの日常が虚飾に満ちていたとしても、その中に本物の姿が立ち上がることがある。そこに、この世の面白さがあるのかもしれません。そして、だからこそ、フィクションでしか語れない真実があり、私たちは、そこにフィクションの価値を感じるのかもしれません。

 

「偽物」には、他人の言葉やアイディアなどを自分の物のように世に出す漫画家、ババリュージが登場。文字を持ってからの人類の歴史がこれだけ長くなってくると、自分なりに考えだしたはずのことが、「どこかで書かれていたもの」と重なることも珍しくないでしょう。そもそも、私たちは、どこかで自分の中に取り入れた言葉やアイディアをもとに考えたりしているわけで...。何もないところから、全く新しい、これまでにはなかったものを生み出すなんて、そうそうできるものではないでしょう。私たちは、多かれ少なかれババリュージなのでしょう。「君が手にするはずだった黄金について」に登場する片桐の言動も嘘に満ちていますが、片桐の中にある承認欲求も大なり小なり私たちの中にあるもの。

 

多くの人は、自分の中に欺瞞や虚飾を抱えながら、世の中と折り合いをつけて生きていくのでしょう。

 

あれこれと理屈をこねくり回す面倒くさい面もある主人公ですが、不思議と中毒性があり、癖になりそうです。

 

どこか村上春樹なテイストも感じられますが、わりと軽い感じで読みやすかったです。

 

 

 

新潮社公式サイト内

 

令和8年8月8日と8が3つ並ぶ日となり、その末広がりの日にいくつかの神社ではこの日限定の特別な御朱印が頒布されています。

昨日、台東区の秋葉神社で頒布された御朱印をご紹介しましたが、もう1社、阿佐ヶ谷神明宮にもお詣りしました。こちらも大行列で、御朱印の受付時間が通常よりも早く16:30に終了となっていました。15時頃、その旨、公式サイトに告知されていたのですが、実は、それを知らず、17時までは事務所が開いているはずだからとのんびりお詣りしようとしていて、ギリギリになってしまいました。運よく間に合ってよかったです。

 

 

御朱印

2026年(令和8年)8月8日拝受

 

 

阿佐ヶ谷神明宮公式サイト

 

令和8年8月8日と8が3つ並ぶ日となり、その末広がりの日にいくつかの神社ではこの日限定の特別な御朱印が頒布されています。

 

1日限りの御朱印ということで、大行列は必須と覚悟したのですが、その通りの大行列。

 

まずは台東区にある秋葉神社。暑い中でのあまりの大行列に耐えられる気がせず、書置きをいただきました。直書きと書置きの御朱印の列が分けられていて、書置きだとほとんど並ばずにいただけるのがありがたかったです。

 

 

御朱印

2026年(令和8年)8月8日拝受

 

 

 

 

 

ホトカミ内

 

毎年この時期に行われている阿佐ヶ谷七夕まつり。今年は第70回となり、8月7日から11日まで開催されています。そして、それにあわせて、阿佐ヶ谷神明宮では「阿佐ヶ谷七夕まつり限定御朱印」が頒布されています。

 

阿佐ヶ谷駅周辺には、七夕の飾り付けがされていて、大勢の人で賑わっていました。

 

 

JR阿佐ヶ谷駅改札口

 

パールセンター入口

 

 

ポスター

 

 

御朱印

2026年(令和8年)8月9日拝受

 

 

 

阿佐ヶ谷七夕まつり(阿佐ヶ谷パールセンターサイト内)

 

 

阿佐ヶ谷神明宮公式サイト

 

 

サボってるとか、拒否シーズーとかぢゃぁないの。

ちょっと、ひと休み。熱中症予防は大事でしょ?

 

表題作を含め、8編の短編が収められています。作中の人物が次の一編にも登場する連作短編集となっています。

 

「おまえが犯人だ」

「帰り花」

「つきまとわれて」

「六月の花嫁」

「吾子の肖像」

「お告げ」

「逢ふを待つ間に」

「生霊」

 

個々の短編は独立した作品となっていますが、細い糸で繋がっています。

 

短い物語の中に時には複数回のどんでん返しがあって楽しめます。どんでん返し自体には、それ程、意外性はなく、普通に先が読めたりするのですが、その背景にある物語は、登場人物たちの様々な思いに溢れ、余韻を感じさせてくれます。

 

大きな事件が起こるわけではありません。けれど、市井のごく当たり前に普通の生活をしているような人々の間に潜んでいる物語のそこはかとない面白さに目を向けさせてくれ、平凡な人生の中にあるスペシャルな面を感じさせてくれます。

 

文章も読みやすく、ちょっと時間のある時にサクッと楽しめます。

 

 

中央公論社公式サイト内

 

時々通る道に置かれた花壇に咲いているのを見ました。

 

 

 

 

キキョウ(桔梗)
科名と属名:キキョウ科キキョウ属
学名:Platycodon grandiflorus
英名:baloon flower
和名:キキョウ(桔梗)

分類:多年草
草丈:50~100cm
開花期:6月中旬~9月頃

 
 
日本のほぼ全国、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布します。
 
日本では万葉の時代から親しまれた植物で、秋の七草の一つともなっています。七草の朝顔をキキョウとする説の他、ムクゲやアサガオを当てる説もあります。
 
秋の季語とされていますが、実際には、6月中旬の梅雨頃から花が開き、初秋の9月頃まで花を咲かせます。
 
江戸時代から品種改良が重ねられ、園芸品種のキキョウは多くの種類が出回っていますが、野生のキキョウは、絶滅危惧種に指定されています。

伊勢丹新宿店の地下のスイーツコーナーにPOP UP STOREが出ていました。

 

 

 

断面は

 

直径 約64mm

高さ 約57mm

重さ 約85g

 

 

ちょっと厚めでザクっとしたシューは存在感があります。クリームは濃厚。タヒチ産ヴァニラがたっぷりと使われてしっかりと風味が感じられます。やや甘さが強めですが、上品な甘みで、美味しく食べられました。

 

小振りですが、たっぷりとしたクリームで、食べ応えありました。

 

 

公式サイト

フレデリック・カッセル|Frederic Cassel

日本人の作品として初めて世界最高峰のミステリー文学賞と言われる英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門賞を受賞した作品。

 

暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団、内樹會会長の一人娘、尚子の護衛を任されます。時代に合わない地味な昔風の服装に身を包み、短大に通う他、華道、茶道、着付け、和裁、料理教室、ピアノ、英会話、弓道

、乗馬、テーブルマナーと良き妻となるための習い事に忙しい尚子とは、あまりに違う世界に住んでいた依子でしたが、少しずつ、尚子との距離が縮まっていき...。

 

小説というよりも、漫画に合いそうなストーリーなように感じましたが、それでも、面白く読むことはできました。

 

全く違う環境で育ってきた依子と尚子の運命の出会いとその後の関係の変化は、最初は予想通りに進んでいきますが、途中から素直には進まない空気が漂います。そして、「もしかしたら...」と、ある程度は予測できる方向に進んでいきますが、安易に主従とも、友情とも、同性愛とも、それ以外とも決められない微妙な関係性とそこに生まれる世界が不思議と魅力的に感じられます。

 

評判になっている暴力描写は、意外にアッサリしているので、そこを期待してしまうと物足りないかもしれませんが、スプラッター系が苦手な人でも、左程、嫌悪感を抱かずに読むことができると思います。

 

そして、最初から「女性らしさ」とは別のところで生き、その能力を用いて自身の人生を守った依子と、女性らしく生きることを押し付けられながらそこから抜け出した尚子の姿は、今なお、女であることにより様々なものを押し付けられがちな私たちに、別の選択肢を見せてくれます。

 

依子と尚子の生きる姿勢の強さと、基本的に乾燥している2人のそれぞれの人生の受け止め方が、読後の爽快感を産んでいるような気がしました。

 

面白かったです。

 

 

河出書房新社公式サイト内

 

代々木駅西口から徒歩3分程。西口の五差路をスターバックスの方向に坂を下りていき、スターバックスの前を通り過ぎて、そのまま真っすぐ。千代通り入口交差点を越えるてすぐの右側にお店があります。

 

オープンが2022年11月1日。できてから4年弱位のまだ新しいお店で、「天草大王」の焼き鳥が食べられます。今回、初めて入ってみました。

 

「お任せストップ制」。基本的にはお任せで、順番に提供されますが、食べたいものをオーダーしてもOK。終わりにしたいところでストップをかけると終了となります。

 

店内には、鮨屋のようなカウンターがあり、17席。その他にテーブルが1卓。

 

最初に鳥スープ。

出汁がしっかり出ていて美味しかったです。

 

ポテトサラダ

マッシュポテトに鶏のきんかんが乗っています。ねっとりとしたきんかんとマッシュポテトの相性が良かったです。

 

ささみ

ほどよい生加減で柔らかく仕上げられてて美味しかったです。

 

合鴨のリエット

 

せせり

 

軟骨

 

レンコン

 

ぼんじり

 

ズッキーニ(チーズとバジルを薄く切ったズッキーニで巻いてあります。)

 

ハツ

 

手羽中

 

う玉とつくね

ツクネはふんわりとした肉に軟骨がコリコリ。

 

 

鳥そば

スープが美味しかったです。塩と脂のバランスが良かったです。

 

 

全体に肉が美味しかったです。これからもたまには利用したいお店です。

 

 

 

公式サイト