「ゆったりと無理なく日帰りできるところで自然の中を歩き、美味しいものを食べて帰る」というイベントの第五弾です。御嶽山には三回目(今年の春)の時にも行ったのですが、今回はロックガーデンを中心に歩くことにしました。
コースは「JR御嶽駅→武蔵御嶽神社→ロックガーデン→武蔵御嶽神社→JR御嶽駅」
新宿駅を6時51分に出る中央線快速青梅行に乗りました。青梅駅で青梅線奥多摩行に乗り換え、御嶽駅で下車。御嶽駅前のバス停から西東京バスに乗り、「ケーブル下」バス停。滝本から御岳登山ケーブルに乗り、御岳山駅まで行きます。


ケーブルカーの御岳山駅近くの展望台からの風景。ススキと紅葉が秋を感じさせてくれます。
御嶽神社への参道を歩き、御嶽神社の拝殿への階段を上ります。拝殿に着く前に左手に曲がる道があり、そこを入って行きます。

山道を歩いていくと...

ロックガーデンの入口が見えてきました。

↑このような道を進み...

天狗岩に着きました。
岩の下にリュックを置き、鎖場を登ります。
鎖場とは反対側から天狗岩を見ると...

苔むした岩とその間を流れる水が綺麗です。水は冷たすぎず、触って心地よい温度でした。

岩石庭園(ロックガーデン)の説明と案内。

岩石園=ロックガーデンなのですね...。

綾広の滝


天狗の腰掛け杉

綺麗に紅葉した木がありました。

神社の拝殿への階段に戻り、拝殿に向かいます。

境内は紅葉が見頃を迎えています。


拝殿

無事、歩けたことへの御礼をしました。
遅い昼食を「炭鳥 IKADA」で。卵を産んだ後の親鳥の肉の串焼きです。最初に、「通常、販売されている若鳥よりも肉が硬いが大丈夫か」と確認されましたが、普段、地鶏を食べなれているので、それ程、硬さは感じませんでした。地鶏に比べれば柔らかな感じがします。
厨房である程度火を通していますが、店内の所定の場所で2~3分程、自分で炙ります。(お店の方がそばについてやり方を説明してくれます。)


ハサミで切りながら食べるのですが、厨房で切り込みが入れられて食べやすくなっています。
味はタレと塩があり、私はタレを注文しました。
定食で注文すると「ばくだんおにぎり・干し大根漬け、味卵、昆布汁」のセットが付いてきます。

おにぎりの中には、鮭、梅干し、佃煮昆布が入っています。海苔が分厚く巻かれていて、「硬い」といわれた鶏肉よりも噛みにくいくらいでしたが、たっぷりの海苔の香りが口の中に広がり、具もしっかりと入っていて美味しかったです。結構、大きなおにぎりなのですが、たっぷり運動した後の遅い時間帯のお昼ごはんで、ペロリと食べてしまいました。
利尻昆布と塩のみで作ったというお代わり自由の昆布汁が美味しく、何度もお代わりしてしまいました。

JR御嶽駅に戻り、帰路につきます。
平坦な道あり、アップダウンあり、水辺もあり、滝もあり...。色々な風景を楽しめました。全体的には歩きやすく、初心者向けですが、それなりに傾斜のある道もあり、多少の大変さと達成感も味わえます。天狗岩も鎖場とは言え、初心者でも十分に登れる範囲。
天候も良く、日中は気温も上がり、絶好のハイキング日和でした。半袖Tシャツ+長袖シャツ+フリース+ウィンドブレーカーという服装で歩き始めましたが、暑くて、少しずつ脱いで、途中では少しの時間、半袖のTシャツ一枚になりました。暑すぎず、寒すぎず、とても気持ちよく歩くことができました。
最近、奥多摩方面でも熊がよく出てくるとの話も聞いて、鈴などを鳴らしながら歩きましたが、それなりにハイキングの人もいて、特に不安を感じず歩くことができました。往復の交通機関も座ることができ、混み過ぎず、寂しくもなく、程よい込み具合で良かったです。
御岳山駅近くの展望台や御嶽神社からの眺望もよく、都心部の風景もよく見えました。
実に心地よい一日となりました。