今回は令和6年4月編。

 

4月も終わりとなり、1年の3分の1が終わったことになります。冬と初夏を行き来していた時期を経て、急に暑くなりました。例年感じることですが、気持ちの良い春と秋の時期が年々短くなってきているような気がしてなりません。これも温暖化の影響なのでしょうか。

 

 

 

赤羽八幡神社(北区)

クローバーでしょうか。ところどころに四つ葉も。

 

ミニもクローバー

 

 

秋葉神社(台東区)

桜の花びらが舞い落ちる中で花見。

 

 

 

麻布氷川神社(港区)

芝桜、桜。そして、藤の花。

 

 

下谷神社(台東区)

下谷神社

パンダさんはのんびり横になっています。桜が満開。

 

隆栄稲荷神社

こちらは桜。

 

 

渋谷氷川神社(渋谷区)

クローバーとネモフィラ。

 

 

 

以前は、4月の花と言えば桜だったのですが、このところ、東京の桜は3月に咲く花となっています。桜の花をご朱印にデザインする社寺も減り、その分、4月の御朱印に入れられる花のバリエーションが広がっています。今月も、色々な花が登場しました。

何気なく眺めていた道端の草花も、名前を知ろうとしたり、色々調べてみると、これまでよりも、興味を持って見ることができるようになりました。街を歩く楽しみが増えました。

 

 

 

科名と属名:バラ科バラ亜科バラ属
学名:Rosa banksiae

英名:banksia rose

和名:モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)
分類:庭木 常緑つる性低木
樹高:2~10m
原産地:中国西南部
開花期:4月~5月

 

 

江戸時代に日本に渡来しました。バラの一種ですが、トゲがなく丈夫で育てやすく、初心者にも扱いやすい品種です。生育旺盛で大きく成長するつるバラで、よくアーチやフェンスに誘引して育てられています。

 

開花時期を迎えると、黄色、または白い小さな花が房咲きします。黄色の八重咲き、黄色の一重咲き、白の一重咲き、白の八重咲きの4種類があります。よく見かけられるのは黄色の八重咲きですが、基本種は白の一重咲きです。

チェンバロ奏者であり、ハープの奏者でもある西山まりえさんが企画する"歴女楽"シリーズのコンサート。歴史上の人物を取り上げ、その人に因んだ楽曲を演奏するというもの。昨年7月のvol.9の時にこのシリーズを初めて聴きに行ったのですが、それに引き続き、10回目となった今回も行ってみました。

 

10回目というメモリアルな回ということで、いつもよりも多い豪華メンバーが登場し、語りとセリフで物語が紡がれていく中で音楽が奏でられていきます。

 

カルロ・ジェズアルドという作曲家の存在も初めて知りましたし、聴いたことがない曲ばかりでしたが、工夫が凝らされた演出で楽しめました。

 

特に第一部の最後の加耒徹さんによるジョヴァンニ・サンチェス作曲の「悲しみの聖母」、松井亜紀さんによるタルクイニオ・メールラ作曲の「今こそお眠りなさい」が印象的でした。

 

開演前と休憩中、そして、終演後の茶話会では、コーヒーと紅茶が飲み放題、ヨックモックのシガールが食べ放題。そして、終演後の茶話会では出演者の皆さま方とお話しできたりもします。

 

前回は、このシステム(?)を知らず、後に予定を入れてしまっていて、時間がなくて終演後はすぐにホールを出なければならなかったのですが、今回は、ちゃっかりサインもいただきました。

 

 

 

 

 

Vol.11も楽しみ!!

 

 

 

王子ホール公式サイト内

銀座ぶらっとスペシャル #193 西山まりえの歴女楽 Vol.10 2024.4.26 13:30 ~銀座 王子ホール~ (ojihall.jp)

道端に小さな紫の花の群れを見つけました。

 

 

 

 

科名と属名:タデ科イヌタデ属
学名:Persicaria capitata

和名:ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
分類:草花
草丈:5~10cm
原産地:ヒマラヤ
開花期:4月~11月
別名:ポリゴナム、カンイタドリ

 

 

日本には、明治期にロックガーデン用として導入されました。花は集合花で、小さい花が1cmほどの球状に集まった金平糖のような形をしています。開花直後はピンク色で、徐々に色が抜け白へ変化します。花期は5月頃から秋にかけてですが、真夏には花が途絶えます。ヒマラヤ原産ですが、耐寒性はあまり高くなく冬季には降霜すると地上部が枯死し宿根状態となり、さらに土壌凍結が起きると根も枯死して全滅してしまいます。けれど、種子の発芽率が比較的高く、親株が死滅しても翌年には新たな株が芽吹きます。球形にまとまった花の内部には種子が成熟します。葉にはV字形の斑紋があり、秋には紅葉します。

茎は匍匐性。茎の葉のある部分が土に接しているとそこから発根し、地面をとらえながら広がっていきます。1株で直径50 cmほどに広がります。

丈夫で、グラウンドカバーとしても利用されます。繁殖力、生命力が強くほとんど手のかからない植物で、空き地や道端などで雑草化しています。その繁殖力の強さのために、周囲の植物に害を及ぼすこともあるそうです。

日本中の原っぱや道端などに自生している草花です。白、黄色、ピンクの花を咲かせます。

 

 

 

 

 

科名と属名:カタバミ科カタバミ属
学名:Oxalis corniculata

英名:Oxalis

和名:酢漿草
分類:草花
草丈:10cm
原産地:日本
開花期:4月~10月
別名:オキザリス

 

 

葉は先端に切り込みがあり、ハートのような形をしています。太陽の光に反応して花を咲かせるため、太陽が出ていない日や夜になると花を半分になるように閉じます。そこから「片喰(かたばみ)」と呼ばれるようになりました。

 

学名の”Oxalis”(オキザリス)には、すっぱいという意味があります。茎や根にはシュウ酸が含まれていて噛むと、すっぱく感じることからきています。

 

横に這うように成長していく性質があり、グランドカバーとしても利用されています。

時々、見かけることがあり、ずっと気になっていたのですが、ついに購入!!

 

 

 

 

ねっとりとした重厚感のある味わいです。かなりしっかりとチーズを感じさせる濃厚さですが、しつこさはなく、程ほどの甘さで食べやすいです。濃厚さと軽さが同居する不思議な感じ。チーズの風味と甘み、酸味のバランスがよかったです。

 

小さいサイズのものは直径8cmですが、半分にして2人で食べて丁度よい位。多分、1個全部、ペロリといけてしまうのですが、永遠のダイエッターとして、自重しておくことにしました。

 

 

 

公式Instagram

GAZTA ガスタ(@gazta_shirokane) • Instagram写真と動画

この時期、所々で見かけるコデマリ。小さな白い花が枝や葉を隠すほどたくさん咲いて枝垂れます。

 

 

科名と属名:バラ科シモツケ亜科シモツケ属
学名:Spiraea cantoniensis

英名:Reeves spirea
分類:落葉低木
放任樹高:1~2m
原産地:中国南東部
開花期:4月中旬~5月中旬
別名:スズカケ

 

かなり古い時代に中国から渡来し、江戸時代には観賞用に栽培されるようになりました。耐寒性、耐暑性がともに強く、あまり場所を選ばず植えることができ、初心者でも育てやすいそうです。

 

北海道南部から沖縄まで植栽できます。庭や公園にもよく植えられています。

 

新宿駅甲州街道口から甲州街道を初台方面に6、7分程歩いた辺り、日本レンタカー新宿南口営業所の脇に置かれている看板です。

 

 

カラオケバーの案内のようですが、お店の名前も場所も連絡先も書いてありません。看板が立てかけられているフェンスの向こう側にあるのは、日本レンタカーの新宿南口営業所。特に、カラオケバーのように見えるお店も近くにはありません。

 

日本レンタカーの事務所の中でカラオケバーをやっているようにも見えません。

 

一体、どこにお客を誘導しようとしているのか、完全に謎な看板です。

有楽町駅に近いマリオンにある朝日ホールで毎月1回開催されている朝日名人会に行ってきました。お初です。

先日、久し振りに紀伊國屋寄席に行って、私の中では、久々の落語ブームが起きています。

 

演目は

 

柳亭市童『武助馬』
店を辞めて役者になろうと上方へ行った武助は、修行に励んだものの芽が出ず、江戸に戻り江戸の役者に弟子入りしました。今後、以前勤めていた店の近くに建てられた小屋での舞台に、馬の後ろ脚の役で出るということで、旦那に挨拶にやって来ます。旦那は店の者たちを引き連れ、たっぷりと差し入れも用意して芝居見物に出かけます。一座の者たちは、気前のいい差し入れを喜び、武助にもお礼を言うので、武助もいい気分になり、張り切りますが...。

 

役者の動きがいかにもそれっぽくて印象的でした。

 

 

春風亭柳枝『愛宕山』
幇間の一八は、京都の旦那に誘われ、芸妓や舞妓たちを引き連れ、愛宕山に登ることになりました。旦那に山登りは大変だろうと揶揄われた一八は、わけなく登れると見栄を張りますが、慣れない山登りに四苦八苦します。途中、茶屋で一休みし弁当を食べようということになります。そこで、旦那は、願を掛けて崖の上から谷底の的に投げ込む遊び「かわらけ投げ」をします。次々に的に当てていく旦那の姿を見て、一八も挑戦しますが、全然当たりません。やがて、旦那は小判を取り出し、かわらけの替りに投げ始めます。それを見た一八は、小判を取りに行こうとしますが...。

 

最初は、山登りを舐めていた一八。歌い踊りながら登るのですが、その歌声が見事。最初は元気だった歌声が、段々と息も絶え絶えになる辺りの描写も良かったです。

 

 

柳家三三『質屋庫』
質屋の旦那は、銭湯に行ったときに、その質屋の三番蔵に夜な夜なお化けが出るという噂を耳にします。店の信用にかかわる問題だと、旦那は番頭にどんなお化けが出るかを見極めるよう命じます。ところがこの番頭、大のお化け嫌いで、そんなことさせられるくらいなら暇を頂戴すると言い出します。そこで、出入りの職人の熊五郎を助っ人に呼ぶことにしますが、熊五郎まで大のお化け嫌いだと嫌がります。しかし、旦那に弱みのある熊五郎はとうとう説得され、番頭と一緒に三番蔵の様子を見張ることになり...。

 

語りの口調もとても落ち着いていて聴きやすかったです。所々に皮肉を込めた切れのいい小ネタも挟まれ、楽しく聴けました。

 

 

柳亭市馬『大山詣り』

町内の者たちで恒例の大山詣りに出かけます。参加者の一人である熊五郎はいつも酒に酔って皆に迷惑をかけてしまうので、「腹を立てた者からは二分の罰金を取り、喧嘩して暴れた者は皆で丸坊主にしてしまう」というルールを決めます。ところが、最後の夜、熊五郎は風呂で大暴れ。その夜、熊五郎に殴られた者たちが、熊五郎を坊主にしてしまいます。翌朝、なかなか起きない熊五郎を置いたまま、残りの者たちは宿を出でしまいます。その後、目を覚ました熊五郎は駕籠を呼び、他の者たちを追い越し、先に帰り...。

 

ハリのある声が心地いいです。

 

 

 

 

朝日ホール公式サイト

有楽町朝日ホール (asahi-hall.jp)