『 釣り名人 』(森之助 383 ) | hippocket33のブログ

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森之助がいく  vol.383

『  釣り名人  』

知的創造に携わる身としては、あまり家でゴロゴロしているばかりでは良くないだろうと思っているさなか、悪友に誘われて午後から淡路島に釣りに行った。

長年やりたいと思っていて、延ばし延ばしになっていた釣りだ。

車で迎えに来てもらい、我が家から淡路島まで30分足らず、さらに穴場の釣り場まで1時間ぐらい。夕方から夜10時近くまで、途中から頭にライトをつけて、物心ついてから初めての釣りにチャレンジした。

悪友のヨギール(仮名)が隣でバンバン魚を釣りあげている。メバルやガシラやカサゴや...

僕のほうは全く釣れない...^^;  まあ釣り歴、40年以上の奴に勝とうとは思わないが、同じ場所でやっているのに、なぜ...?

でも、同時に、足元の海の中には間違いなく魚が泳いでいるんだと、妙な安心感がわき、7時を超えたあたりで、初ヒット。小さな魚を釣り上げ、その後、ポンポンと2匹を釣る。3匹目のガシラは結構大きかった(自己評価です^ ^)

しかし...振り返ってみると、いろんな作業が釣りには伴う。まず、仕掛け糸を竿につけたり、餌のゴカイ(ミミズみたいな感じ)を針につけたり、釣り糸に絡まった仕掛け糸を外したり、スプールをうまく扱ったり、釣れた魚から針を外したり、...

とにかく、何かと対処しなきゃいけないことがあり、都度、ヨギールに助けてもらう。悔しいけど、奴がなんだか大きく見えた^^;。

故人である作家の開高健は、「1週間幸せになりたければ結婚しなさい。一生幸せになりたければ、釣りを覚えなさい」と言ったという。

中学時代からの悪友ヨギールは子供の頃から釣りが好きで、自分の子供たちにも釣りを教えて、個人や家族や仲間とも釣りに行く。

開高健の教えからすると、奴は、すごく幸せってことか^ ^。なんだか羨ましく思えた...^^;

家まで送ってもらい、また、たまにやろうぜと、ヨギールは車で帰っていった。僕は、おーまた頼むよと、満足しながらバイバイした。

釣り竿に魚が食らいついた時に、竿を伝わってくるピクッピクッという感覚が、今もなお、手に残っている。

これが釣りかあ〜。英語長文の高速読みやリスニングとは違った、新しい世界だ。

次に釣りをする時までに、魚釣りの本を読んで研究しておくか。

世間が暗いムードの中、悪友の釣り名人と過ごした春らしい、のどかな一日。

次はルアーを使いこなすぜェイ^ ^。