『 退屈な言葉よりも... 』 ( 森之助 382 ) | hippocket33のブログ

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森之助がいく  vol.382

『 退屈な言葉よりも... 』

このタイトルは、30年ぐらい前に、TBSで放送されたドラマ「俺たちの時代」の主題歌(Try Again)の出だしだ。

最近、在宅勤務のため、家でケーブルTVをいつも以上によく見るのだが、再放送で全11話をやっていて、最後の2〜3話を見た。

懐かしい...田原俊彦が主演、秋吉久美子がヒロインの広告代理店を舞台にした物語だ。

そして、今から29年前、このドラマの影響をモロに受けた僕は、当時働いていたリース会社を辞めて、広告代理店に転職した。

当時、意気揚々と新しい職場で、働き始めた僕だったが、実際に働きだしてみると、ドラマで見ていた内容と現実はずいぶん異なるものだった。^^;

このドラマに影響されなければ、僕は転職せずにあのままリース会社にいただろう。(このリース会社はすごくいい会社だった。でも辞めたのは、若気のいたりってやつだ^^;)

そして、いつかまた何かのきっかけで、別の業種に転職していたんだろうと思う。

あの頃(“俺たちの時代“の頃)の僕は、会社は好きだったけど、職種である金融業の事務処理の細かさ、煩わしさが苦手というか、嫌いで、新しい職につく機会を心のどこかで求めていたんだと思う。

結局は、その広告代理店も8年勤めた後、退職し、その後、自営業でBarを営み、そのBarを4年でたたみ、英語講師稼業になり、今に至る。

人生って、面白いなあ...と思う。

過去を振り返って、後悔は全くないし、さりとて、公私共に充実の人生を歩んだということも全くない。まあ、自分らしいかなって感じだ。(苦笑)平たく言うと、食っていくために働いてきた、ということだ。

体験的に言えることは一つ。何がきっかけで、どんな道を選ぼうと、どこでも一生懸命に取り組むことが大事で、そして捨てる神もあれば拾う神もあるということだ。

...そんなことを、ドラマを見ながら考えていた。

やれやれ、歳を重ねると、再放送のドラマにも時にいろんな考察がある。

僕の社会人としての冒険が始まるきっかけとなったドラマ。

でも、ドラマの中の秋吉久美子演ずる織原サエコはいい女だったなあ...エヘヘ^ ^。