『 土曜出勤 』 ( 森之助 355 ) | hippocket33のブログ

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森之助がいく  vol.355

『 土曜出勤 』

先日、土曜日の授業で校舎に向かう途中、
新聞記者ものの小説を読んでいて、「土曜
出勤」の話があり、ふと自分が社会人に
なったばかりの頃の土曜出勤を思い出し
た。

もう、32年前の話だ。僕が最初、勤めて
いた銀行系のリース会社は、金融系の
商売だったから、まあまあ忙しく、普段は
朝8時過ぎに出勤して、21〜22時ぐらいに
会社を出る。

(新入社員で、まだ仕事らしいことを
していなかった僕たちも、なぜか退社時間
は遅かった(^^;) )

当時この会社には、月に1度、シフト制で
土曜日の出勤があった。

土曜日は原則、社内事務のみ行うと規定
されていて、僕たち営業職も、外に出る
ことはない。

32年前のことだから、パソコンもなく
(オフィスコンピュータの時代だ)、
むろんスマホもなく、

取引先からの電話もなく、机の引き出し
を整理したり、ためていた交通費申請の
書類を書いたり、業務関係の本を読んだり
して、皆、のんびり過ごす。

僕はこの日が結構好きで、空いている
部長の席に座って、普段の部長のモノマネ
をして、居合わせた連中を笑わせたり、

別のフロアにある経理部に顔をだして、
何かを問い合わせているようなフリを
しながら、ちょっとイケてる感じの女子
と茶飲み話しをしたりして、だらだら
と過ごしたものだった。

まあ、休日やることもなかったし、彼女
や友達もいなかったし、仲間がいる、
仕事無しの会社に土曜日に行くのが、
なんだかんだ言っても、楽しかったの
だろうと思う。

当時、新入社員で社会人1年目の僕に
とって、いつもしんどかった職場が、
穏やかな場所として目に映ったのが
土曜出勤の日だった。

仕事が好きというより、会社が好き
だった。

やがて半年ほどして、会社が2部上場
から1部上場となった時、当初から予定
されていた通り、その土曜出勤はなくなり、
週休二日制となった。

社会人一年目のいい思い出である。前述
したように、仕事ではなく、自分の居場所
としての会社が好きだった。

当時、社員数420人余りの、僕がいた
会社は、その後2回の合併を経て、現在
2500人を超える大きな会社になっている。

おそらく、今や、僕がいた頃とは異なる
大会社だろうが、僕の心の中には、
いつまでもあの時代の会社が残っている。

あの会社で、親友に出会い、カミさんに
出会った。いろんなサークル活動に
所属して(バレー部、テニス部、ボート部、
卓球部、野球部私設応援団...)仕事以外では
目立ちまくってたなあ。(^_^;)

社会人のスタートとして、いい出発点だった
な、と思う。

次に迎える、職業人としての第2の(広告
代理店か)、いや第3の(自営BAR時代か)
...いや第4(英語講師か)ではなくて...

第5の人生(これからだ^ ^)が、会社員
ってことはまずないだろうけど、また
いいスタートを切りたいものだ。

以前放映されてたNHK の朝ドラ
「半分、青い」の主人公スズメの
言葉。

...人生にはいっぱい出発とゴールが
ある。華々しくゴールを切る自分の姿
よりも、いつも出発点にいる自分を
イメージしていたい...

まったく、その通りだと、僕も思う。(^^)

今度、「十分の九、青い」って本でも
書こうかな^ ^。