『 神様のカルテ2 』
映画化もされたこの本は、夏目漱石
をこよなく愛する、夏川草介の名著
三部作の、シリーズ第2弾である。
信州松本の病院を舞台に、地域医療
信州松本の病院を舞台に、地域医療
の悲喜こもごもが描かれている。
主人公の内科医、栗原 一止(いっと)
主人公の内科医、栗原 一止(いっと)
の奮闘ぶりや、患者さん達との心の
通い合い、素敵な仲間たちと素敵な
細君のハル。
(映画でハルを演じたのは、宮崎あおい
(映画でハルを演じたのは、宮崎あおい
ちゃんだが、雰囲気とか人柄とか、
まさにピッタリのキャスティングだ。)
一止の仲間たちによる、小洒落た会話
一止の仲間たちによる、小洒落た会話
も物語を彩る大きな要素だ。
一止の住むアパート(?)、御嶽荘の
一止の住むアパート(?)、御嶽荘の
住人である男爵(あだ名)が大学生の
屋久杉(あだ名)くんに言う言葉。
「貴君の年齢で夢なんぞ見つから
「貴君の年齢で夢なんぞ見つから
なくて当たり前だ。... 世の中そんなに
都合よくできてはいない。
... 目の前にあることを続けていれば、
... 目の前にあることを続けていれば、
いずれはそれが夢へと転じる。まあ、
人生というのはそういうものだ。」
う~ん、奥が深い言葉だ~。
僕は1~3の三部作の中でも、神様の
う~ん、奥が深い言葉だ~。
僕は1~3の三部作の中でも、神様の
カルテ2が特に好きである。
医師は医師である前に、人間であり、
医師は医師である前に、人間であり、
人間としてどうあるべきか、という
ことが、患者との関係や、家族との
関係や、夢をもつことに対して、
描かれているからだ。
人として真っ直ぐ生きようとする
人として真っ直ぐ生きようとする
ことの素晴らしさ、困難や大変さ、
やりがい、といったことを、随所に
考えさせられる話になっている。
映画のキャスティングも見事だった。
映画のキャスティングも見事だった。
主人公の一止を、嵐の櫻井 翔、
その妻ハルを宮崎 あおいが演じる。
僕は本よりも先に映画を見ていた
僕は本よりも先に映画を見ていた
ので(ケーブルTVで)、本を読んで
いると、2人の顔がどうしても浮かん
できてしまうほど、ハマリ役だった。
本にせよ映画にせよ、医学部志望
本にせよ映画にせよ、医学部志望
の若者たちに、是非勧めたい名作
である。