さぁ~3月だ。年度末だ。
その年度末とはいったい何なんだ!!。
ということで年末と歳末の違いも交えながら
説明していこう(^∇^)。

●年末と歳末の違いは?

 結論から言うと、年末も歳末同じ意味だ。
 どちらも1年の終わりを指していて、一般的には
 12月頃のことをいい、年の終わりという意味ならば
 年末はけっこう当てはまる意味だ。
 それでは、一方の歳末はというと、これは数え年
 の考え方からきている。
 数え年は、年齢の数え方の一種であり、今では
 人それぞれ個別の誕生日をお祝いして1つ歳を
 取るのだ。
 しかし、昔はそうではなく、年の明けた1月1日に
 みんな一斉に年齢が上がったそうで、例えば
 1月生まれの人は、約1年たった次の年の1月1日
 まで歳を取らない。だが、12月生まれの人は翌月で
 ある1月1日にはもう歳を取ることになるのだ。
 これが数え年であり、その時の年齢が年末で終わりを
 迎えるので、年末のことを歳末と呼ぶのだ。

歳末は数え年か~(^∇^)。
どうりで歳がつくわけだ。

●年度末とは?
 
 年末と歳末は同じ意味だが、年度末だけ少し意味が
 違ってくる。
 年度というのは、何かの目的のために区切った1年間の
 期間のことだ。
 例えば、学校では4月1日に新しい学年が始まり次の年の
 3月31日で終わりを迎えて進級や進学をする。
 つまり、この1年間が1つの年度なのだ。
 この年度が終わる頃を年度末という。
 学校なら3月くらいが年度末だが、学校以外で見てみると
 会社が業績の報告をするための年度も設けられている。
 仕事の成果を、1年に1回国に報告するのだ。もし会社が
 年度の始まりを9月に設定していたら、年度末は翌年の
 8月頃、6月に年度の始まりを設定していれば、翌年の5月
 頃が年度末になってしまうということである。
 
だいたい年度末は学校や会社が多いからな~。

●この3つの言葉を理解して使うには?
 
 年末と歳末は同じでしたが、年度末には全く違った意味が
 ある。
 当たり前に使っているが、意外と正しい意味を知らなかっ
 たりするから、意味をしっかり理解して、それぞれの言葉を
 ばっちり使いわけていくと良いかも。

違いが分かってめでたしめでたし~(^-^)/。