教員採用試験 独学の道② | ジンジャーエールのブログ

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小さい時から生きづらさを感じて生きてきた。40代になり、適応障害と診断され1年近く休職。それから復職して心療内科の薬を飲みながら完全回復を目指している。日々いろいろな思考と闘いながら生きる。そんな私が日常をポジティブに生きるためのブログ。

どの都道府県の採用試験も、内容は似ていると思いますが、私の受験した県の採用試験は一次試験が専門科目(国語、算数、社会、理科、図工、音楽、家庭科、体育、生活科、道徳、総合的な学習)

知識問題と各教科の学習指導要領問題が出題。中身は中学範囲レベルです。

それプラス、一般教養、教職教養があります。


二次試験が、小論文、体育実技(水泳・マット運動)音楽実技(オルガン弾き歌い・リコーダー)、模擬授業、面接です。

これは、私が受験した当時の試験内容です。

次の年から、コロナが蔓延したことで試験内容が大きく変わり、現在も同じです。だいぶ簡素化されています。

受験者数も年々減少し、倍率も下がっているのが現状です。


私は10年間独学で勉強してきました。

当時も知りたい情報はいつでもネット検索すれば見つかりました!

教採ブログを見つけては、勉強法を真似たり、塾のホームページの合格者の声などもチェックしては、自分に取り入れられそうな事は試していきました。とにかく学校現場から離れ情報が入りにくい環境で、相談できる相手もいませんでした。孤独との闘いです。

自分から教採のブログをみつけ、個人で独学の受験生を支えている方に出会い、その方の通信教材を取り寄せて活用しました。

教採の模擬試験を実施していると分かれば、すぐ申し込み、2カ所の塾の模試を毎年毎年受けまくりました。

本当にあらゆる手を尽くして、独学で勉強するしかありませんでした。

見えないライバルに怯え、自分の弱さと向き合い、独学は本当に孤独でした。

そんな時、ある独学応援ブログの方の言葉に救われました。


「焦ってスクールに通ってひたすら指示通りに動いた先にある合格は確かに合格でしょうが、それ以上でも以下でもないと思う。

自分の力で考えて、自分で作戦を練り、自分の弱い心と向き合あって、その先に勝ち取った合格は、あんちょこに合格した人の100倍は価値があるはずです。


私を鼓舞してくれる言葉でした!


私は、決して塾に通っている方を批判したり通うことを否定しているのではなく、通いたくても通えない、独学せざるを得ない方に向けて伝えたい言葉だということをご理解下さい。


今どこかで、教採の勉強を独学で頑張っている方がいたら、自分の弱さに負けそうになることや、うまく点数が取れず落ち込んだり、心が折れそうになることもあるかもしれませんが、その辛く苦しい経験が報われる時がくると信じています。


しかし私は、最終的に独学を諦めてしまいました。

どんなに頑張っても努力の仕方に限界を感じ、塾に通う事を決めたのです。


もちろん、独学で合格を勝ち取る人もいると思います!


だけど私は独学には向かないタイプだと判断し、環境を変える必要があると思いました。

ただ、10年も独学をしていたからこそ、しっかり勉強する素地が出来ていたこともあり、塾の恩恵に感謝し頑張れたことで、教採に合格することができたと思っています。


私が1番感じたことは、独学も塾もやはり、共に支え合う仲間を作ることが大切かなと感じました!


私は内向的な性格故、仲間づくりができず、塾でも孤立していました。

でも、それが苦では無かったけれど、切磋琢磨できる仲間がいた方がやはりモチベーションを保つには有利だと思いました。


教員不足が問題になっていますが、夢を持って教員になりたいと頑張っている現役学生の方、私のように一旦現場から離れて、再挑戦しようとしている方が世の中にはまだまだいる事が私は嬉しいです☺️


一念発起して現場復帰した私は、適応障害になってしまったけれど、この仕事を辞めたいとは思っていません。


自分の未来に希望を持って今を生きています。

だから、このブログを読んでいる方の挑戦する未来が明るいものでありますように!!