先日、なんとなくインスタグラムを見ていたら、海外の動画に目が留まりました。
<シーン1>
① 子供連れの女性と子供連れの男性がすれ違います。
② その時、男性に連れられた女の子がわざと女性にぶつかります。
③ 女性が振り返ってみると、女の子が右手を後ろに回しながら、何かのハンドサインをしています。
④ すると、女性は男性の方へ走っていき、怒った形相で男性に何かを言います。
(?? この時、私はまだピンときませんでした。)
<シーン2 (多分実際の映像)>
① コンビニの防犯カメラの視点。
② 太った男性と小学校低学年くらいの女の子。
③ レジで会計している時に、女の子が(男性に見えないように)先程と同じハンドサインをしています。
この場面で、このハンドサインが「助けて」を意味するものであるという文章が出てきます。
知らなくて恥ずかしかったのですが、世界で推進されているサインで、
「ヘルプミーハンドサイン」
「Signal For Help(シグナル・フォー・ヘルプ)」
と呼ばれるものでした。
具体的には
相手に手のひらを見せて、
1)手で「4」をつくる。
2)そのまま(親指を握りこんだまま)「グー」をつくる。
世界共通のサインだそうです。
解説では、
「助けて」を伝えるサインが、世界に広まり始めている。
片手で行えるもので、声を出さず、加害者に気づかれにくい形で助けを求める方法だ。
このサインは「#SignalForHelp(助けてを伝える合図)」という名前で、アメリカの「女性基金ネットワーク」や「カナダ女性財団」が推奨しているものだ。
新型コロナにより、家庭内暴力のリスクが更に高まる中、被害者がビデオ通話などを通じて、第三者に助けを求める方法として考案された。
被害者が Signal For Help(シグナル・フォー・ヘルプ)を使用するときは、加害者が近くにいて「声で助けを求められない状況」なので、『え!?うそ!?大丈夫!?』など直接的なリアクションをすると、外部に助けを求めたことを加害者に気付かれてしまい、もっと危険な状況に追い込んでしまうかもしれません。
後で電話をかけて「はい」「いいえ」で答えられる質問をしたり、メールやSNSで「何かできることはある?」など加害者に見られても問題のない質問文で、被害者が何を必要とし、アナタに何をしてほしいかを見つけてください。
もし「被害者が差し迫った危険にさらされている場合」は迷わず警察に通報しましょう。
とありました。
知っていれば、助けを求めている人を助けてあげられるかもしれません。
もし知らなかった方がいたら、頭に入れておいてはどうでしょうか?
危険を伝える新たな方法 「ヘルプミーハンドサイン」を知っていますか? (kodomoanzen.org)
「助けて」を伝える世界共通のサインが生まれた。知っておくことで、誰かを助けられるかもしれない | ハフポスト NEWS (huffingtonpost.jp)
「助けを求めるハンドサイン(シグナル・フォー・ヘルプ)」#SignalForHelp (squid-ink-cafe.com)