石破首相のスリッパ
大相撲初場所では巴戦で豊昇龍が優勝しました。連続優勝ではないので議論が出るでしょうが、横綱不在で困っている相撲協会としては、横綱の昇進させるつもりですね。
豊昇龍はいつも表情が怖く、ライオンのような迫力があり、つっけんどんな感じはありますが、気迫があって、貫禄は十分ですね。見た目は日本人といわれてもわかりません。もちろん見た目で横綱を選ぶわけではありませんが、力士の全体の雰囲気というものは考慮されるのではないかと思います。高須クリニックの高須院長は即座に横綱化粧まわしを注文したというお話ですが、昇り龍のデザインになるようです。縁起のいい名前もやはり横綱らしいですね。
さて優勝の表彰式には石破首相が登場しました。前回の表彰式で、政府関係者がおらず、批判があったので、今回やっと登場したということのようです。初場所は両国なので、出席はしやすいですね。
首相は内閣総理大臣杯を渡しました。
ここで気になったのは、石破首相の足元です。よく見ると白いスリッパをはいています。
土俵は神聖な場所なので、はだしであがるのが普通です。
行司を見ると、三役格からは足袋と草履が履けますね。下っ端ははだしです。
石破首相ですと、やはり足袋がいいのではないでしょうか。
私はお能をやっていて、能舞台に出ていたのですが、お稽古場でもお舞台は神聖なので、白足袋をはいていないと入れませんでした。お舞台というのはそういうところです。
土俵も同じような感覚だと思います。この神聖という感覚は、日本文化の大切な感覚です。
石破首相は、妥協の末に白いスリッパでごまかしたという感じですが、白足袋だとひきしまるのではないかと思います。石破首相は、いつも、服装がだらしないですよね。いつもズボンも裾を引きずっています。
足元が、足袋だと神聖ですし、すっきりすると思います。首相も、日本文化を少し学んでほしいものだと思います。そういう態度が、外交でも生きてくるのです。
素人である私は、はだしで神聖な土俵を踏んでみたいという思いがあります。素人がお能でお神聖なお舞台に立つ時には、感謝しかありません。そのときと同じような、光の世界がそこにあるのだろうと思います。その時にはやはり感謝しかないだろうと思います。
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石破首相、両国国技館で“リベンジ”内閣総理大臣杯授与 九州場所は政府関係者不在で批判相次ぐ 1/26(日) 18:57配信 日刊スポーツ
豊昇龍に内閣総理大臣杯を渡す石破茂首相(撮影・鈴木正人)
<大相撲初場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館
石破茂首相は26日、大相撲初場所の千秋楽が行われた東京・両国国技館を訪れ、優勝決定戦の末に優勝した大関豊昇龍(25=立浪)に、内閣総理大臣杯を手渡した。
石破首相にとってこの日の国技館訪問は、「リベンジ」の意味合いもあった。石破政権発足後、初の場所となった昨年11月の九州場所では、優勝した大関琴桜に内閣総理大臣杯を手渡す政府関係者がおらず、日本相撲協会の八角理事長が「代理授与」する事態に。「国技」の相撲を軽視したようにもとられかねない石破政権の対応に、SNSなどで批判が相次いだ。
林芳正官房長官はその後の記者会見で、関係者の日程の都合がつかなかったためとした上で「今後は日程の都合が付く限り、政府関係者が出席する」と約束していた。
石破首相はこの日午後5時前に国技館に到着し、取り組みを観戦。ともえ戦を勝ち抜き、大関昇進後2度目の優勝を果たした豊昇龍の表彰式で、土俵に上がった。慣れないためか、最初は豊昇龍と向き合うように立ったが、関係者に「こっちを向いてください」と言われ、内閣総理大臣杯の方に向き直す場面も、首相は賞状を読み上げると、約40キロある内閣総理大臣杯を抱え上げ、サポートを受けながら、豊昇龍になんとか手渡した。
場内では「いしばー!」「よーし!」など、首相にも歓声が飛んだ。首相が土俵上にいる間は、SP2人が土俵上で警護に当たった。
新型コロナの影響もあり、時の総理大臣が両国国技館を訪れたのは、2019年5月の夏場所千秋楽で、当時の安倍晋三首相が来日中だった第1次政権当時のトランプ米大統領夫妻と観戦して以来、約6年ぶり。
天天快樂、萬事如意
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