パリ五輪の選手村 やはり改善はないようです | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  パリ五輪の選手村 やはり改善はないようです

 

 パリ五輪ですが、どうしても食堂や施設の不備、エアコンなしの暑さなど、問題が解決しないようですね。当分解決はしないのではないかと思います。それがフランス流ですね。

 私も昔、寮生活でそういう場面に何度も出会ってきました。それを思い出しているだけです。

 選手たちにはそれぞれ我々には見えない苦労がたくさんあると思いますが、なんとか乗り越えて実力を発揮してほしいと思います。

 報道から引用します。

 

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【パリ五輪】アスリートが選手村の様子をSNSで共有…「ベッドがひどい」「チポトレを食べたい」(海外)7/31(水) 20:00配信 BUSINESS INSIDER JAPAN

 

パリのオリンピック選手村の寝室には段ボール製のベッドが使われており、アメリカの体操選手シモーネ・バイルズなどがネット上で批判している。

 

若いアスリートたちが、2024年パリ五輪の選手村での体験をSNSで共有している。

 

ベッドや食事、プライバシーの欠如など、宿泊施設について問題を提するアスリートもいる。

 

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テニスのスター選手、ココ・ガウフは、10人のアスリートが2つのバスルームを共有しなければならないとTikTokに投稿した動画で述べている。

 

一部の若いオリンピック選手たちが、食事、寝心地の悪いベッド、プライバシーの欠如、限られた共有スペースについて問題を提起し、TikTokで選手村の宿泊施設を非難している。

 

2024年夏季オリンピックのために世界の一流選手たちがパリに集まってる。

 

約3週間の会期中、トレーニング施設付きの複合住居施設である選手村に滞在する選手もいる。だが大会が始まって数日を過ぎると、生活環境に対する不満を口にする選手も現れている。テニス界のスター選手、コリ・"ココ"・ガウフ(Cori "Coco" Gauff、20)もその1人だ。

 

アメリカの旗手を務めたガウフは7月27日、TikTokに動画を投稿し、施設では「10人の女子」が「2つのトイレ」を共有していると指摘した。

 

動画では女子選手たちが狭い部屋の中で慌ただしく身支度を整える様子が捉えられている。

 

Business Insiderは選手たちにコメントを求めたが、回答は得られていない。

 

「ベッドは最悪」

オリンピックの選手村は1924年に初めて設立され、数千人の世界的なアスリートが一堂に会するようになった。

 

以来、オリンピックの競技での伝説とは別に、延々と続くパーティーやセックスにまつわる冒険など、さまざまな伝説が語り継がれてきた。

 

選手村は毎回異なったものだが、批判の対象にもなっている。2012年のロンドン五輪では、選手たちが選手村のエアコン設備が十分ではないと不満を訴えた。そして近年で最悪のケースといえば、施設の状態が悪く「人が住めない」と酷評された2016年のリオ五輪だろう。

 

パリの選手村で提起されている問題はそこまで深刻なものではないが、若いオリンピック選手たちはネット上で不便な生活環境を指摘している。

 

スイスのローイング(ボート競技)選手、セリア・デュプレ(Celia Dupre)は7月23日、ほとんどの国のローイング選手が選手村ではなくホテルを利用しているとTikTokに投稿した。というのも、主催者は選手村の宿泊施設が競技会場から25分以内にあると約束したにもかかわらず、そうではなかったからだ。

 

しかし、デュプレは宿泊施設の変更について「怒りを感じているわけではない」と言う。一晩だけ選手村に滞在した際、段ボール製ベッドが、快適ではなかったことが理由の1つだ。このベッドはネット上でも大きな注目を集めている。

 

「我々は選手村に1泊したが、眠れなかった」と彼女は動画で語っている。

 

「段ボール製ベッドはとても寝心地が悪く、岩のように硬いもので、ブランケットはすごくちくちくしていた。それにとても暑かった」

 

あるインフルエンサーが、選手村のベッドについて教えてほしいという動画をTikTokに投稿したところ、アメリカの体操選手、シモーネ・バイルズ(Simone Biles)が、「ベッドが最悪。だけど、マットレスを用意してもらえるので寝心地がよくなりそう」とコメントした。

 

段ボール製のベッドは、2020年に東京オリンピックの選手村で使用された。これまでにもベッドについて不満を述べる選手はいたが、アメリカのフェンシング選手のキャサリン・ホームズ(Katherine Holmes)は、言われているほど寝心地は悪くないとBusiness Insiderに語っていた。

 

エアコンなしで32℃以上の暑さ

 

デュプレはまた、選手村にはエアコンがなく、代わりに施設を涼しく保つための水冷システムを備えていると述べた。パリでは7月下旬以降、気温が35℃に達すると予想されている。

 

水冷システムは一般的にエアコンより効率的と考えられているが、正確な温度を設定する方法はないとオリンピック関係者がワシントン・ポストに語っている。報道によると、部屋には水流の速度を制御するサーモスタットが設置されているが、部屋の温度は2度程度しか変化しないという。

 

選手村のディレクターであるローラン・ミショー(Laurent Michaud)は2023年、この冷却システムによって室内温度を摂氏23度から26度の間に保つことができるだろうとAP通信に語っていた。

 

段ボール製のベッドや水冷システムは、オリンピック全体の二酸化炭素排出量削減を目指した持続可能性への取り組みの一環だという。

 

デュプレは動画でこう述べている。

 

「壁には冷却装置と思われる水が入っているが、本当に暑い。我々は2階か3階にいたが、もっと上の階にも人がいるなんて想像できない」

 

アメリカの陸上選手、チャリ・ホーキンス(Chari Hawkins)は7月27日、選手村の部屋で着替えをしようにもプライバシーがないとTikTokに投稿した。

 

「カーテンがない。カーテンがない。カーテンがない」とホーキンスは繰り返した。

 

自分でできる解決策として、彼女は窓枠の「とてもベタベタする」部分に大きなタオルをくっつけてプライバシーを確保すると紹介した。

 

「確かに完璧に機能するが、時間に制限がある。というのもこれは、ベタベタしてるだけ。(タオルは)いずれ落ちてしまう。だから、シャワーから出たり着替えたりするときは、これを貼って、人間として最速のスピードで着替える」

 

 

天天快樂、萬事如意

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

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