冤罪を作っておいて反省なし 滋賀県警 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  冤罪を作っておいて反省なし 滋賀県警

 

 私は詐欺撲滅運動をしています。

 冤罪を作り出して、あたかも仕事をしているかのように見せかけるという、警察の詐欺も、あってはならないことだと考えます。

 滋賀県警で冤罪の被害者となった女性は、冤罪で13年間も牢屋に入れられ、やっと無罪判決を勝ち取っても、その冤罪をつくりだした警察に、まったく反省がなく、謝罪もないというのはどうなのでしょうか。

 裁判では事件そのものがなかったのに、県警が犯人を仕立て上げたことが指摘されています。犯人でもないのに逮捕して、長期拘留して、自白したら助かるからと脅して、自白させ、証拠もないのに犯罪を仕立て上げるというのは、昔からの警察のお家芸ですね。

 このパターンの冤罪が多すぎます。いつまでたっても同じなのです。なぜなら冤罪をつくっても、腐敗した人たちは誰も起訴されないし罰せられないからです。

 プレサンス事件でもそうでしたが、自白の強要や証言の捏造、聞き取りの前に聞き取り書類が出来上がっているなど、許してはならないことが行われています。

 冤罪で、無実なのに13年も牢屋に入れられた人間はどうなるのでしょうか。いつも冤罪を作り出したものは逮捕されないのはなぜでしょうか。裏金を作っても逮捕されない政治家たちが、また腐敗を繰り返すのと同じで、詐欺は繰り返されます。

 

報道から引用します。

 

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「大事な時期を奪われた」冤罪で13年身柄拘束された元看護助手の女性 県の代理人は「あなたの自白がきっかけでは」と女性に質問する場面も 6/27(木) 22:49配信 FNNプライムオンライン

 

滋賀県の病院で、入院患者が死亡したことをめぐる冤罪事件。無罪が確定した女性が、捜査機関の責任を追及する民事裁判で、27日、女性への証人尋問が行われた。

滋賀県の湖東記念病院の看護助手だった西山美香さん(44)は、入院患者を殺害したとして服役したが、再審(やり直しの裁判)で事件の存在そのものが否定され、無罪が確定した。

 

その後、西山さんは捜査機関の責任を追及する民事裁判を起こし、27日の裁判では、西山さんへの尋問が行われた。

 

■捜査機関の責任を追及する民事裁判 西山さん「大事な時期を奪われた」

この中で、西山さんは逮捕以降、13年に及んだ身柄拘束について「恋愛も、結婚も、出産もできなくて、女性として大事な時期を奪われた」と証言した。

 

一方、滋賀県の代理人からは「逮捕されて以降、現在の状況にまで至っているのは、あなたの自白がきっかけではないか」と、責任が西山さんにあるかのような質問をする場面もあった。

 

■「許してはならない。この尋問が滋賀県警の本音」と西山さん代理人

西山さんの代理人 鴨志田祐美弁護士:あれ(滋賀県側の質問)を、許してはならないと本当に思う。この尋問が滋賀県警の本音、態度の表れ。

 

裁判で当初、「被害者を心肺停止に陥らせたのは西山さんだ」と、無罪判決を否定する主張をしていた滋賀県警。

 

冤罪を起こした事実を省みる姿勢は、本当にあるのだろうか。

(関西テレビ「newsランナー」2024年6月27日放送)

 

 

天天快樂、萬事如意

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