★デザインへの熱意、そして祈り
これは少し前に書いた記事ですが、デザインというものについて語っているので、再録します。
なお★印のついた記事は、私に関するデータという意味があり、保存版です。後ですぐにデータを参照できるように、つまり目立つように印をつけています。
私にはデザインへの嗜好と執着があり、愉しいデザイン、美しいデザインというものを常に考えています。多くの研究者は、デザインなどというものは無駄だと思っているようですが、作家にとっては、デザインというものはあらゆる領域で重要なものなのです。
作品も一つのデザインです。デザインも一つの作品です。そういう意味で、私はデザインについて、以下に語っています。
私はこの4月に入って、YouTubeを始めました。
右も左もわかりませんが、とにかく番組を作って、公開を始めました。
ずっと体調が悪く、声もうまく出ないのですが、それでも努力を続けて、すでに20本を超える番組が公開されています。
私を支えていたのは、いい作品(番組)を作りたいという願いであり、見ている人が少しでも和むようにと、デザインに工夫を凝らす熱意でした。
すべて自分の作品なのです。自分の子供のようなものです。
番組を見ていただければわかりますが、デザインに力を入れています。
一般の研究者は、ほとんどデザインというものを知りません。
彼らの考えの中には、デザインというものはほとんど存在していないのです。
それは無駄なものだとさえ考えているようです。
しかし私は作家ですから、すべての作品に、受け手の感性を考えたデザインが必要であることがわかっています。デザイン次第で、作品は決定されるのです。
一見すると、確かにデザインすることは、利益に直接つながらないかもしれません。しかし、利益につながらなくても重要な事柄はたくさんあります。
私は短歌の指導や普及に力を注いでおり、また能楽の普及にも努力しています。そうした努力は一円にもなりませんし、誰からも評価されません。私はそれが必要なことであると信じて、努力を続けています。愛犬ルメの話も、あまり聞く人はありませんが、やめることはありません。写真を見せても何も感じない人が多いです。しかし私は挫けません。詩を書くことや小説を書くことも同じです。
そこには、デザインへの希求がいつも存在しています。
例えば、私がレストランのシェフだとします。料理をおいしくすることに力を注ぎますが、また同時に、お客さんには、美しい店内で、美しいデザインのお皿で、おいしく召し上がっていただきたいと考えます。料理さえあればいいという発想ではないのです。おいしい料理を作り、しっかりデザインされた素敵なイスとテーブルと照明の下で、美しい色のお皿にもりつける。最高の喜びです。
また料理そのものがデザインであり、素材を選び、おいしい結合を考え、最終的な結論を導き出します。
このデザインへの追求という熱意があったので、YouTubeの番組の準備は楽しく実行することができました。まったくの初心者なので、ミスもありますし、声がかすれますし、時間切れで、まとまらない時もありますが、そこには私の真心が込められていることを感じていただければ幸いです。
そしてそのすべての真心は、祈りのようなものです。祈る気持ちで、私は番組を作り、小説を書き、短歌を詠んでいます。つまりデザインとは私の祈りなのです。
ひとまずYouTubeのチャンネルの基礎はできましたので、しばらく更新がないこともあるかもしれませんが、時間をかけて、これからたくさんの素晴らしい番組、素晴らしいデザインの番組をお届けしていきます。
しばらくYouTubeの更新が少し遅くなるかもしれないというのは、こういうわけです。これから、小説の新作に取りかかるのです。新しい祈りを始めます。それで頭と心をそちらにとられてしまいますので、YouTubeの更新速度に影響が出るというわけです。
今日はそのご挨拶を兼ねて、YouTubeを見てくださっているみなさまに深くお礼を申し上げたいと思います。
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合掌
天天快樂、萬事如意
みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。
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