第29回「前田純孝賞」短歌コンクールに学生が入賞 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  第29回「前田純孝賞」短歌コンクールに学生が入賞

 

 第29回「前田純孝賞」学生短歌コンクールの結果が発表になりました。兵庫県の新温泉町や神戸新聞が主宰する短歌コンクールです。

 選者は佐佐木幸綱、佐佐木頼綱(「心の花」)の両氏です。

 大学生の部は狭き門ですが、青山学院大学文学部日本文学科の日置ゼミ(現代短歌研究ゼミ)からは、主要な賞に4人が入賞しました。

 おめでとうございます。みんないい歌ですね。

 

 

準前田純孝賞

衣替え夏の支度はできたからブックカバーも水色にする   海老原凪流 2年

 

選者賞

幸せに匂いはあるのと問う君に籠いっぱいのパンを焼く朝   平山香月 2年

 

新温泉町長賞

ビルの間で窮屈そうに沈む陽がまんまるのまま見えたふるさと    谷口茉子 3年

 

新温泉町教育長賞

惜しみつつ静かな朝の食パンに君が残したいちごジャム塗る   劒持瑚亜 3年

 

 

 なお日置ゼミは、長年にわたり、毎年、全国の短歌コンクールで入賞者を排出しています。

 

 

天天快樂、萬事如意

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

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