最初の3冊の歌集 大昔の話 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  最初の3冊の歌集 大昔の話

 

 私の最初の3冊の歌集は、次の通りです。

 

『ノートル・ダムの椅子』(角川書店, 2005) 現代歌人協会賞受賞

『記憶の固執』(角川書店, 2007)

『愛の挨拶』(角川書店, 2009)

 

 自分でいうのもなんですが、このタイトルは、なかなか興味深いです。

 これは私の小説などの作品全体の、3つの本質を表していると思います。

 つまりそれは、私の文芸には、宗教と美術と音楽が融合されているということです。

 

 ノートル・ダムはパリのノートル・ダム大寺院のことです。宗教や霊界を示します。

 記憶の固執は、ダリにそういう絵があります。美術です。

 愛の挨拶は、エルガーの曲の名です。音楽です。

 

 霊界と美術と音楽は、私の創作にはとても大切な要素です。もちろん、文芸の創作なので、「文学」がとても大切な要素であることは言うまでもありません。

 霊界と美術界と音楽界といった方がいいかもしれませんが、文学に加えて、これらの空間が重要なのです。

 霊界との行き来は、昔から私の文芸の重要なテーマでした。子供のころから、自分が異次元と交差することがよくあったので、これは自然な成り行きです。

 短歌というものは歌であり、音楽につながります。

 高校生の時、美術を勉強しており、美大を受けようかと思ったこともあります。私には美術はとても大切な要素です。私がデザインした本の装丁を見ても、それはわかるでしょう。

 

 美術と音楽と霊界の話は、私の長編小説三部作『エメラルドの夜』『サファイアの夜明け』『昼下がりのルビー』の中心的な話題となっています。

 これからどんどん小説などが発表されていきますので、目に見えるものが増えてきて、だんだん私の言っている意味がはっきりしてくるだろうと思います。

 

  

 

 

  

 

 

  

 

 ※下に書籍のリンクを貼ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様のご健康をお祈りいたします。

   そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

      いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。