岩谷薫氏『亡くなる心得』の新聞広告 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
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  岩谷薫氏『亡くなる心得』の新聞広告

 

 先日、「朝日新聞」朝刊全国版の第一面に、岩谷薫氏の名著である『亡くなる心得』の広告が掲載されました。

 

 いくら素晴らしい本でも、宣伝をしないと、人々の目に触れませんので、とてももったいないですね。

 

 私も2021年に小説『エメラルドの夜』を出版したのですが、詐欺出版社にだまされて、営業や宣伝もなく、書店との流通もなく、会社自体にやる気がないので、とても消耗しました。そのため、続編の『サファイアの夜明け』も本はできましたが、売ることができませんでした。あまりにもばかばかしいお話です。いまでも問題が解決せず、疲れ切っています。

 

 宣伝をして、少しずつ、そのタイトルや著者名が浸透していき、やっと読む人が増え、良いものは良いのだということが、知られていくという流れが、普通のことです。

 大きな広告を出すとか、テレビコマーシャルをするなどということは、大変な費用がかかります。

 

 こういう広告を一つ、新聞に掲載するだけでも、大変な苦労です。広告掲載ですら、狭き門なのです。

 

 『亡くなる心得』が多くの人に詠まれますように、お祈りいたします。

 

 合掌。

 

   

 

 

    みなさまのご健康をお祈りいたします。

    そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。