中国のコロナ感染拡大 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  中国のコロナ感染拡大

 

 中国のコロナ感染が深刻な状況です。

 中国も、国が真実を隠ぺいしているので、正確なことはわかりませんが、9割が感染しているという話もあります。もう隠せないレベルになっています。

 日本は、対岸の火事として、関係ないという話で済むでしょうか?

 同じことが起こらないと言えるでしょうか。

 中国からどんどん人を受け入れていますが、放置するつもりでしょうか。

 いつものように日本の放置政府は知らん顔で、全く警戒する様子がありません。

 コロナ禍を隠ぺいできると思っているのでしょうか。

 いま日本でも、コロナ感染者数がどんどん拡大しています。

 もちろん報告義務もなく、感染した人が登録することが難しいシステムができて、登録しにくくなっており、実態は把握できなくなりました。政府の姑息なコロナ隠しです。中国と同じです。  

 しかし、きちんと報道されていないだけで、危険な状況にあります。

 

 中国に関しては、下に二つの報道記事を引用します。

 

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中国コロナ、感染爆発の様相か 「部署は全滅」「社員9割感染」

北京=西山明宏、広州=奥寺淳2022年12月15日 19時20分 朝日新聞

 

 「ゼロコロナ」政策が緩和された中国で、新型コロナの感染が急拡大している。日系を含め多くの企業で部署のほぼ全員が感染するようなケースが相次ぐ。政府が感染者の全数を把握することをやめたために正確な数字は不明だが、取材からは感染の「爆発」に近い実態が見えてきている。

 「営業や総務の社員はほぼ全滅した」。首都の北京市内のある日系企業では、オフィスに勤める十数人のほぼ全員がコロナに感染したという。今週から全員が在宅での対応に切り替えざるを得なくなった。

 北京市内のインターネット関連企業に勤める中国人女性は自身も今週初めに感染した。「50人弱の社員のうち、9割が感染した」。日系メーカーの男性は「周囲のほぼ全員がかかっているような印象だ」と話す。

 

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北京、感染急増止まらず 「ウィズコロナ」で習氏試練 医療混乱なら社会不安も

12/15(木) 7:39配信 時事通信

【北京時事】中国・北京で、新型コロナウイルス感染の急激な拡大が続いている。

 

 感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に対し若者らが抗議行動を起こしたことから、習近平政権が日米欧のような「ウィズコロナ」に急きょかじを切ったためだ。医療体制が混乱すれば社会不安に直結しかねず、盤石とされていた習指導部は試練に直面している。

 「北京市内の発熱外来患者数は1週間で16倍に増え、救急車の要請は通常時の6倍に上った」。12日に記者会見した市衛生当局幹部は、感染急拡大の現状をこう説明した。感染を恐れて外出する市民が激減する中、天安門広場に近い市内の大通りでは、深夜も頻繁に救急車が走り抜ける。

 中国政府によると、13日の新規感染者数は全国で約2000人で、うち北京は500人弱。しかし、発表された数字は実態を全く反映していないもようだ。政府は既に行動追跡を断念したほか、「多くの無症状感染者がPCR検査を受けていないため、正確な数字を把握できない」と認め、14日から無症状感染者数の発表を取りやめた。

 中国は、世界が過去数年に直面した感染爆発をこれから経験するとみられる。人々が帰郷などで大移動する春節(旧正月)休暇を来年1月に控え、中国の感染症対策の第一人者、鍾南山氏は「(南部の)広東省広州市では、来年1月末に第1波のピークを迎える」と予想する。

 北京では、習国家主席の中東訪問中に感染が急拡大した。習氏に全権限が集中する「1強」体制の下、司令塔不在が現在の混乱を招いたとの指摘もある。習氏が首都での感染を封じ込められるか、予断を許さない状況が続く。

 政府への不信感も根強い。これまで当局者や専門家らはゼロコロナ政策を正当化するため、ウイルスの脅威を強調してきた。ところが、ここに来て「オミクロン株の致死率は0.1%程度にすぎない」(鍾氏)などと大きく軌道修正。北京の50代男性は「素直には信じられない」と困惑する。今後、死者数が急増する事態となれば、人々の不満が爆発する可能性もある。 

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