こんにちは!森岡です とびだすうさぎ2
 
 
去年は新しい祝日「山の日」が誕生しましたね。
もともと「海の日」がありますから、「山の日」があっても良いかもしれませんね。
 
ならば...、海の日ってなにをお祝いする祝日なんでしょ。
祝うからには何かお目出度いことが隠れているはずですね 照れ音譜
 
 調べてみると、「海の日」は最近まで祝日ではありませんでした。
祝日になる前、7/20日は「海の日」という記念日でした。
 
明治9年7月20日、明治天皇さま東北のご巡幸(天皇陛下がお出かけをして各地を巡られること)からのお戻りを記念した日だったのですね。
それは天皇さまにとって危険で、しかしとっても重要なご巡幸だったのです。
 
 
【明治天皇さまの東北ご巡幸】
 
長かった江戸幕府が倒れて明治新政府が生まれました。
明治政府は、外国の植民地にならないための必死の近代化と改革をすすめました。
かなり大胆な改革です。
国の制度や政府(幕府)は変わりました。
そのせいで東北の方には新しい政府を認められない人たちがたくさんいて、怒りや不満を持つ人も多かったのです。
 
明治天皇様はそこに出向かれませいた。
当時の交通インフラは非常に弱く危険でした。
宿泊施設も十分なものではありません。
なのに天皇さまは行かれたのです。
 
国の運営者が誰に変わろうとも、有史以来決して変わることのない最高位のご存在。
天皇さまが出向いたことで、地域の人たちは新しい時代の到来を受け入れ、新国家建設の意味を理解しました。
心配された動乱は起こらなかったとのことです。
天皇さまのお戻りは舟でした。
堅固な軍艦ではありません。
灯台守が使う貧弱な船です。
天皇様のご苦労と決意がしのばれますね。
 
だから天皇さまが無事にお戻りになったことで当時の国民はとても喜んだのだそうです。
 
 
 
どうです?
感動したでしょ?
明治大帝は凄いのですドキドキ カナヘイうさぎ 
 
 
そんな記念日が平成8年(1996年)に祝日になりました。
エピソードは明治時代と古いのですが、最近制定された祝日なんですね。
制定された頃は日にちを7月20日と定めていましたが、その後7月の第3月曜日に変わりました。
それが平成12年(2000年)。
 
その理由は「ハッピーマンデー制度」。
平成12年から始まった、祝日を月曜日にスライドされせる制度です。
 
土曜日・日曜日に学校やお仕事がお休みになる学生さんや労働者の皆さんがとっても嬉しい制度ですよね。
だって月曜に祝日が加われば3連休!
思い出せば、マスコミの国民もこの制度を喜んでいたように思います。
 
 
でも.....、森岡はちょっと不満です汗
だって、ただでさえ祝日の意味について考える機会が少ないのに、休日だか祝日だか分からない扱いでは明治天皇さまに失礼です。
 
だいたいどんな祝日が対象なんでしょうか。
ハッピーマンデー制度対象の祝日を並べてみました。
 
 
【ハッピーマンデー制度による祝日】
〇成人の日1月の第2月曜日/制定:昭和23年
〇海の日/7月の第3月曜日/制定:平成8年
〇敬老の日/9月の第3月曜日/制定:昭和39年
〇体育の日/10月の第2月曜日/期限:昭和41年
 
 
わりと新しい祝日ですね。
お正月や建国記念日や天皇誕生日など、動かせない祝日に比較しても軽い印象です。
むむっムカムカやっぱり海の日は7/20に固定してほしいぞ!
 
 
そもそも祝日ってどんな意味があるのでしょうかね?
調べてみました。
 
【祝日とは】
自由と平和を求めてやまない日本国民は、
美しい風習を育てつつ、
よりよき社会、
より豊かな生活を築きあげるために、
ここに国民こぞつて祝い、
感謝し、又は記念する日を定め、
これを「国民の祝日」と名づける。
 
 
う~ん、なかなか重厚な色合いを発している文章です。
その日を祝うためにその日を国民全員のお休みにした,これが祝日の本来の意味なんですね。
.....当たり前か  ショックなうさぎ
 
 
 
日本で祝日についての法律が制定されたのは昭和23年です。
ITの普及はなく、家の固定電話と手紙と電報だけが通信手段でした。
テレビもありません。
 
生活を助け合う家族も一緒に暮らしていました。
だから、きっと時間は今よりも賑やかに、穏やかにゆっくり流れていましたね。
 
昭和23年から69年がたちました。
祝日の意味も、また祝日に掲揚される日の丸の意味も少しづつ変わって今に至ります。
 
今の私たちにとっての祝日。
森岡はいまそれをもう一度考えたいと思います。
 
 
お休みできる人もできない人にも、祝日はいまも大切なメッセージを発し続てくれています。
そこには国の成り立ちや、有史から日本人が守り続けた価値観や魂があります。
 
そのメッセージを発信するのが日の丸掲揚なんですね。
国民誰しもができる尊い習わしです。
崇高で気高い習慣。
国旗を掲揚する時、ぜひそういう風に思いながら掲げていただきたいのです。
 
 
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意味を楽しむ日の丸の掲揚は、それだけで皆様を高い次元へと誘ってくれます。
グローバル化する未来のカオスに吞まれない、自分の考え方の軸を作ってくれます。
世界規模で価値観が漂流しはじめました。
自分の軸がないと、また個人と同じように国家にも太い軸がないと、あっという間にどこかに流されてしまう時代が来ております。
 
 
だから私たちには日本人らしさが大切。
 
それは和服が着られなくても、毛筆が書けなくても、言葉遣いが今っぽくても関係ないです。
文化や技術だけが日本人らしさではありません。
 
日本人には、歴史がこさえた日本人らしい魂というのがあるのです。
歴史を学んで魂を磨く。
そうすればきっと今日よりも明日、明日よりも明後日、自分が強くなれるはずですから つながるうさぎ
 
 
 

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自宅にたなびく日の丸の旗はしあわせな気持ちのサイン。

祝祭日には歴史に思いを馳せて、また未来の幸せを願って、日本の国と私たちの暮らしの幸せをお祝いしましょう。

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