(F-16)
日本の報道ではF-16をウクライナに供与することが決まったかのような報道がされていたがどこも「F-16を供与する」と言った国はない。
(5月20日 日経新聞)
(5月20日 NHKニュース)
(5月20日 BBC)
BBCの記事を読めば明かだが、アメリカはNATO加盟国が供与を決めれば、それを容認すると言っているだけで、米国は供与しない態度を明確にしている。
また、イギリスも「供与に賛成!」と大声で言っているが、イギリスはF-16を所有していない。相変わらず無責任な国である。
フランスやデンマークも供与しないと言っている。
ドイツは前から明確に反対している。
(1月30日 BBC)
日経新聞には「年末に投入」と見出しに書いてあるが、誰が供与するのかは書かれていない。しかも、年末まで戦争を続ける気であることがわかる。それまで、ウクライナの兵隊がどのくらい残っているのだろうか?
ゼレンスキーは、高性能なF-16のような戦闘機が200機は必要と言っているが、どこの国もそんな数のF-16を持っていない。
それに、何百名ものパイロットがいるとも思えない。
ウクライナ戦争での損耗率はロシア1に対してウクライナ8であると言われている。
戦力はもう残っていないと考えるのが普通だろう。
またゼレンスキーは広島に来る前は、サウジアラビアにいた。
「反転攻勢」と言っている割には、海外を渡り歩く余裕がある国のトップっておかしくないだろうか?自国が瀕死の状態の時に国を空けて何日も外国に滞在するトップがいるだろうか?
そんな人を国のトップとして信用出来るだろうか?
この時点で、この戦争が茶番でありゼレンスキーは戦争を
続けたい人の操り人形でしかないことがわかる。
そして日本も戦争継続に協力している。
ウクライナに「頑張れ!」と言いながら、広島サミットで「平和」を主張する偽善者の岸田。
「核の傘」で守ってもらいながら「核廃絶」を主張する異常さに気付かない、日本の首相。世界中があきれていたことだろう。
いや、岸田首相だけではない、多くの日本国民がウクライナ戦争継続を支持している。
しかしF-16戦闘機供与にみるヨーロッパ諸国の態度を見ていれば、この戦争に消極的なことがよくわかる。
煽っているのは、アメリカのバイデンとイギリスだ。
(モディ首相と疲労困憊しているように見えないゼレンスキー 広島サミット)
広島サミットに出席したインドのモディ首相は、ゼレンスキーに停戦を呼びかけている。
「モディ首相はゼレンスキーに理解を示した」といった報道内容が多かったが、彼はウクライナ支援をするなど一言も言っていない。停戦をするなら協力すると言っただけだ。
(5月21日 CNN)
モディ首相の発言からも、多くの国が停戦を望んでいることは明かである。
感情論は抜きにして考えると、ウクライナが占領された場所を奪還するのは、既に不可能である。「クリミア半島を取り返すまで諦めない」と言っているが、そんなこと出来るはずもない。
一体、ゼレンスキーはどのくらい犠牲を出せば気が済むのだろうか?彼の健康そうな表情を見ると、ウクライナ国民がふびんでならない。
ロシアは大国で石油と食料の時給が出来る国なので、戦争に負けるはずはない。
ウクライナ戦争が始まった頃、「経済制裁でロシア経済は終わる」と言っていた人はどこに行ったのだろうか?「プーチンは癌で先が長くない」とか「プーチンは認知症になった」などいろんな言説が日本の大手メディアで紹介されていたが、あれは嘘だったのだろうか?
日本国民が平和を愛するのなら、インドのモディ首相と同じ立ち位置にいるべきだ。
「ウクライナ頑張れ」と言っている人には「ミンスク合意」を今一度調べてもらいたい。
最後までお読み下りありがとうございました。
応援の為に下のバナーをポチッとお願いします。