兵庫県知事選挙は誰を選ぶ? 付録・・・県議補欠選挙 竜野・太子 | 同床異夢

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7月2日は兵庫県知事選挙です。皆さん、投票に行きましょう。

竜野市・太子町では兵庫県会議員の補欠選挙もあります。

 

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さて知事選ですが、

「誰に入れてよいか、よくわからない」

と思っている兵庫県民の方の参考になればとよいと考えています。

 

では、ポスターの順番通りに候補者を見ていきましょう。(敬称略)

 

1・・・勝谷まさひこ

 

テレビではお馴染みの人。

現在はコラムニストとして紹介されている。著作多数。

文藝春秋で、現在月刊HANADAの編集長である花田紀凱氏につかえ、

昭和63年〜64年(平成元年)に東京綾瀬で起きた

女子高生コンクリート詰め殺人事件で加害少年の実名報道を行い。

物議を醸すことになったが

「獣に人権はない」

とバッサリ。

テレビなどでも、そういう性格が目立ち問題発言を多発している。

「たかじんのそこまで言って委員会」

では、過激な発言が原因で降板させられたのは有名な話だ。

言いたいことは、理解できるが、刑法やその他の法律を自分の感覚で判断されては

司法、立法の意味がなくなる。

 

彼が知事になれば政治にマイルールを持ち込んで、独断で決定してしまうのではないか

と不安になる。

法律を無視して、自分が正しいと思うことをやっていくのは金正恩や習近平に近い政治体制に

なる恐れがある。

 

若しくは、失言が連発して県政が混乱するかもしれない・・・

反原発辻元清美有田芳生との交流がある。

知事の仕事はまとめる事なので、自分の主張以外聞き入れなかったら議会は紛糾するのでは

ないだろうか?

 

2・・・井戸俊三

 

現職で5期目(20年)も努めるの?という気分になる。

たつの市新宮生まれで、石原前都知事に阪神大震災の対応を批判され自分は

知事ではなかったが、猛烈に反論した。

因みに、石原前知事の指摘は、

「自衛隊を震災後すぐに派遣しておけば、数千人の命が救えた」

というものであった。

知らない人の為に・・・

その時の知事は、貝原俊民という人で社会党の息がかかった人。

反自衛隊だったので、自衛隊に出動命令を出さなかった。

 

伊丹の陸自は、午前6時過ぎには出動準備が整い、いつでも出動できる状態で待機していた

しかし、知事からの要請がこないので、自衛隊側から意見具申したぐらいだった。

それでも要請がこなかった。見かねた、県の職員が自衛隊に連絡し救助要請を行った。

 

自衛隊嫌いだった知事が多くの県民を皆殺しにしたと言っても過言ではない。

結局出動命令が出たのは、午前10時。4時間も経過している。

その間に2000人は救えたと言われている。

貝原氏は人命より思想を優先した人だった、その貝原前知事が推薦したのが、井戸俊三氏で

あった。

 

このことを、石原前都知事は批判した。

それを現在の井戸敏三氏が、反論し

「貝原俊民知事は懸命に対応した、よそ者にとやかく言われる筋合いはない」

といったような反論を行った。

 

他には

兵庫県で行われた、天皇陛下ご在位20年の記念行事の時、ワイシャツだけの軽装で出席。

天皇陛下に対して、どのような感覚を持っているかがわかる、少なくとも敬意は感じられない。

また、東北の震災では福島の瓦礫の受け入れを拒否した。

 

自分の家族の説明を・・・

「わが家は、「女性中心」なのです。女性中心社会こそ、あの卑弥呼の時代がそうであるように、世の中争いのない平和な時代だったといわれますが、まさしくそのとおりです」

「卑弥呼の時代」ってなんだ?と言いたくなるが、そんな歴史感覚の持ち主だというのがわかる。

朝鮮学校に補助金(県民の税金)を自治体で最も多く拠出している。(1億2685万円)

なんで???

 

3・・・津川ともひさ

無所属となっているが共産党と関わりの深い人。

因みに共産党は、破防法適応団体として現在も公安にマークされている政党。

選挙活動は共産党員が応援している。http://irie.wajcp.net/2017/06/29/214432

 

憲法改正に猛烈に反対している、反原発。

施策提言は共産党の主張と殆ど同じ・・・「憲法9条を守れ!」などなど

北朝鮮との関係がきな臭い時に、憲法をこのままで、どうやって県民を守るのか?

そもそも、「憲法を守れ!」は国の政策に関係していることで、県政とどう関係があるのか?

と疑問も残る・・・

阪神工業地帯で大量に電力を消費しているのに、原発をなくしてどうやって

日本のエネルギーを安定供給していくのか?

そういう話は一切ない。

残念だけど、現実的な政策は見当たらない。

 

4・・・中川ちょうぞう

 

元加西市長、平成27年4月大阪市議選に出馬するも落選、同年9月大阪市長選に出馬し落選、

平成28年6月東京都知事選に「東京は第二の故郷」と言って立候補するも落選。

そして、今回の兵庫知事選に出馬。とにかく、立候補するのが好きな人という印象だ。

政策提言は、自治体に会社経営方式的な考えを持ち込み、経済的な政策提言が多い。

つまり、お金にまつわる話が多い。

税金を安くするとか、国保料を安くするとか、自治体を経営するなどなど・・・

方向性としては、新自由主義的な考え方で、経営するなら会社でやってくれと言いたくなる。

「県の借金は6.3兆円で県民一人あたり115万円にも及ぶ」

などと、財務省のようなことを言っている。

兵庫県の借金ではなくて、行政の借金であって、我々県民が借金を背負っているわけではない。

ここが既にデタラメ。お金を貸しているのは、我々県民である。

「投票したら1万円」

かつて民主党の政策提言にあった「子ども手当」を彷彿とさせる。

「お金あげるから、投票に行きなさい」などと、金や物で投票率を上げるやり方は

無責任だし単細胞な考え方と言える。

彼は、それを合理的と考えているらしく、知事になれば県政をそのように

合理的に進めていくだろう。

「合理的」と言われれば、聞こえはいいかもしれないが、行政が一般企業のように

合理的な考えをすると、例えば図書館などの非効率な部門はどうなるのだろう?

行政というのもは、損得や利益があるとかないとかで判断されては、困る部分が多々ある。

合理的な考えも必要だが、それだけでは問題なのだ。

例えば、津波よけの堤防などは、津波が来るまでは非効率なものである。

 

損得や、高い、安いの問題ではなくて、お金に関わらず、その政策が必要か必要でないかを

議論しなければならない。

必要なことをお金がないから出来ないとか、やらないでは困るのだ。

会社経営の考えで自治体を運営すると、県民が不幸になる。

非合理なモノはどんどん削られていく恐れがある。

 

これら全て、私の個人的な見解なので、違った見方もあると思うが、有権者皆さんの参考になればよいと思う。

「これを読む限り4人の候補、誰もあかんやん、なんの参考にもならへん」

と思われる人も多いだろう。

 

しかし・・・選挙とはそういうもので、ベストな人などいない。

汚い話になるが、「梅毒がよいか淋病がよいか、どちらかを選びなさい」

と言われていると思って投票してもらいたい。

考え方の基本は、

どの人が知事になればダメージが少ないか(ベター)を考えるのが

よいと思う。

とにかく選挙には行きましょう。これは、民主主義を維持する最低限の義務です。

行かない人は、北朝鮮や中国みたいに独裁政治になっても文句を言ってはいけないことになる。

 

付録の補欠選挙・・・竜野・太子

竜野・太子の人は、県議の補欠選挙が同時に行われる。

誰に入れてよいか解らない人は、参考にしてもらいたい。

 

上画像3人が候補者だが、そもそもなぜ?補欠選挙になったかを少し説明したい

平成27年5月31日 酒気帯び容疑で県議逮捕 兵庫 

 兵庫県警たつの署は31日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、同県太子町鵤、自民党の兵庫県議、上山隆弘容疑者(38)を現行犯逮捕した。 
「お酒を飲んで運転した」と容疑を認めている。 

 逮捕容疑は、30日午後11時半ごろ、太子町東保の国道179号で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。 

 たつの署によると、渋滞で止まっていた軽乗用車に上山容疑者の車が追突して計3台が絡む玉突き事故が起き、軽乗用車の19歳の女性2人が軽いけがをした。 
駆けつけた署員が酒の臭いに気付き、基準を超えるアルコールが呼気から検出された。 

 上山容疑者は昨年、県議に初当選した。

 

これにより、上山氏は辞職したので、その空席の選挙となっている。

現行犯逮捕だから、これは酷い。

「県議がこんなことではダメだろう」

と多くの常識をもった人であるなら思うだろう。

いくら自民党が推薦しているからと言って、議員というより人として問題がある

と思わないだろうか?

その彼が、「頭を坊主にしたから、もう一度働かせて!」

はぁ〜?

信じられない人もいるかもしれないが、立候補者の1番目の「上山たかひろ」

現行犯逮捕された張本人である。

「どの面下げて立候補するねん!」

と、私は思うが・・・

しかし、立候補を止めない周りの人も、常軌を逸しているとしか言いようがない。

かつて、このブログでも取り上げた、野々村元県議

ミュージシャンに転向した方がよい県議

彼が、次の選挙で再び立候補したら皆どう思うだろうか?

それと同等のような気がする・・・

下馬評では、彼の人気が高いとか・・・え?マジで・・・

太子・竜野の有権者の皆さん大丈夫ですか?

県民として「勘弁してくれよ」と言いたい。

 

今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

繰り返しになりますが、皆さん、投票には行きましょう。

行かない人を誘って行くのもよいと思います。

 

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