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ひのきょうのブログ

このブログは、滋賀県内の真宗寺院を預かる愚僧のブログです。

このブログで、世の中の道理と無理を顕かにしていきたいと思います。

 よろしければ、ご意見、ご相談などお寄せください。


        なむあみだぶつ ・・・ 合掌


昨日、済生会滋賀県病院元院長の中嶋重雄先生の葬儀式に参席させていただいた。

先生は滋賀県の整形外科医のパイオニアであられた。

現在では骨折の場合、骨に金属を添えて固定するのが主流だが、先生は皮膚の上から乖離した骨に数本のビスを打ち込み、ビスとビスをくっつけて傷の外部で固定する創外固定という術式を発案された。

骨がくっつけば後はボルトを抜くだけである。

つまり、診療報酬は低くても肉体的侵襲を抑えた患者本位の術式である。

名神高速が神戸から栗東まで開通した昭和37年頃、単車による骨折外傷が非常に多く、その度に観血手術を施していたら間に合わないほど骨外傷が多かったのである。

お歳は大正15年生まれなので前住職と同じ年だ。

クラシック音楽の愛好家で、術後、手術室内で白鳥の湖を舞ったというのは有名である。

また、全然面白くない冗談を発して一人で笑っておられたのがとても懐かしい。

お隣で『お医者さんでも死ぬんやねー』と語っている人がいたが、ごく自然の姿なのである。

昨今、人工骨やIPS細胞が開発され、医学の発展は目覚ましいが、人が死ななくなったわけではない。

どこかのお医者さんだろうか、帰り際にホール玄関付近で塩を被っていた人がいてとても滑稽に見えた。

中嶋先生に哀悼の誠を念じあげる次第である。


サンライズ

永代経勤行を終えて、そろそろ来られる頃と、講師の辻先生のプロフィールをご紹介している時だった。

坊守が懸想を変えて、『ご院さん、えらいことです。辻先生が事故を起こされたそうです。』と駆け込んできた。

確認すると、近くまで来られているようだが道に迷って焦って溝に脱輪されたようだ。

とりあえずはJAFに連絡し、すぐさまお迎えを出したが、『雑話をして間を持たせて欲しい。』とのこと。

『人生、一歩先は闇、何が起こるかわかりません。明日のお念仏では遅いのです・・・』などと話している矢先にご到着いただいた。

お話はとても面白く、興味深いものだった。

さすが京大医学部ご出身の現役のお医者さんだ。

大脳皮質のお話から脳の構造を皮切りに認知症についての症状、予防などを解りやすくこと細かくお話しいただいた。

認知症にはさまざまなパターンがあるとのことで、短気、焦り、物忘れなどは要注意とのこと。

あっという間に、90分の教養講話が終わり、拍手喝采だった。

反省会では、来年も第二弾のお話が聞きたいという声が後を絶たなかった。

永代経法要にたくさんのご上納をいただき、また、多くの方々にご参詣をいただき感謝、感謝である。

最後に、書院の後始末をしていたところ辻先生のメガネが転がっていた。

本日、病院までお届けした次第である。

慌てておられたのかな?

それともいよいよかな?


サンライズ



先に述べたように今年の永代経の午前中法話は講演を計画している。

講師は守山市民病院の前院長の辻雅衛医師である。

専門は消化器外科だが、救急医療からプライマリーケアまで幅広く、現在は同病院の事業管理者でもある。

奇しくも、亡き父の主治医だった。

奇しくもと表現したが、看取り後に患者家族とは出遭いたがらないのが通常の主治医の心境である。

医療は信頼というペーパーレスの契約で成り立っている。

看取りに少しでも疑義があれば招聘してはいないだろうし、彼も来れない筈である。

ありがたいことに快く引き受けてくださった。

昨日、講題をメール確認させてもらったところ、『健康で長生きするために!』と記されていた。

そして、午後の法話は亭坊愚僧が法話する予定だ。

講題は、『人生は長さではなく深さ!』と題している。

さて、午前中の講演をいかに関連づけていくのか少し悩ましいところかな。


サンライズ

前日も前々日も落ち着き無くバタバタと奔走している。

地蔵盆の後片付け、今週末からの永代経法要に加え、教区の勉強会、研修会の調整、地元仏教会シンポのネタ作りなど息つく暇もない。

愚僧は未だ師には及ばないが、まさに8月の師走到来である。

これも、怠け者の愚僧にとってはとてもありがたいこと。


かつて、持病の大腸炎で入院した時、休みが欲しくて仕方なかった。

しかし、いざ入院となり、毎日が休みに変わるとどうだろう。

仕事が恋しくてしょうがないのである。

身勝手なものだが、これら、すべて煩悩のせいなのだ。

阿弥陀さまは煩悩深き身こそ救いの機としておられる。

親鸞聖人は、『煩悩が盛んであればあるほど浄土往生は間違いなし』とお諭しくださる。

とりあえずは、永遠の休息が来ないことを喜ばねばなるまい。


サンライズ

去る23日(日)、『地蔵盆こどものつどい』を終えた。

かつては、子供達だけの参加で5~60人は下らなかった。

遅刻の午後4時となったが子供達は一向に現れない。

開始時刻を15分延長してみたが一人だけの参加だ。

寂しい状況だが、一人だけでも来てくれたことを喜ばねばなるまい。

訪ねてみると家族旅行、里帰りなどいたしかたない。

しかし、仏教婦人会や講中の大人の方々は沢山来てくださっている。

定刻十五分遅れで勤行を開始し、フランクフルトとたこ焼きを焼きかけた。

すると、匂いが届いたのかありがたいことにチラホラと集まってきてくれた。

結果、子供9名、大人45人となった。

そして、景品は大人達が孫のために貰って帰られるようである。


ここでふっとある光景を思い出した。

先日、カブトムシを捕りに野洲河に行ってみた。

すると、母親と子供達がエアコンの効いた自家用車の中で待っていた。

しかも、長袖の服を着せてもらって帽子を被り網を握っているではないか。

そして、お父さんといえば、雑木林の中で蚊に喰われながら汗だくになってカブトムシを捕まえていた。

その姿がとても滑稽に見えた。

でも、よくよく考えてみれば、孫のためにカブトムシを捕りに行こうとした愚僧の発想もこれまた同じなのである。

安易に他人さまを責めることはできない。


来年からイベント名称を『地蔵盆みんなの集い』に変えるなど、あり方を一考する時期が到来しているようである。


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先週の土曜日は久々の少林寺拳法だった。

かねてより、守山市内の知的障害児を養護育成するNPO法人から少林寺拳法を体験したいと依頼されていた。

草津市武道館を借り受けて、滋賀守山道院から総勢11名の拳士たちが協力してくれた。

先の県民体育大会で優勝、準優勝した二組をはじめ勇猛な拳士ばかりで、平素の練習の成果を遺憾なく披露してくれた。

事前に法人理事長から、『奇声や他動が多いですので、』と聞かされていたが彼等は最後まで真剣だった。

障害を抱えながらもいざという時の集中力はすごい。

抜の出来映えは無理もない、でも、大切なのは健常者、障害者を越えた人間同士の相和なのである。

そして、拳士達も愚僧も彼等の中ではヒーローになってしまっていた。

握手をもとめられたり、肩を組まれたりして掛け替えのない時間を共にすることができた。

彼等が少林寺拳法を体験する一方で、私達は障害のある子供達から人間同士の強い絆を学ばせていただいたのである。

めったに経験できない実り深い時間を体験させていただいた。

折しも、本日の21時から10chで24時間テレビがはじまる。

今般、協力してくれた拳士達の中で二組が全国大会に出場するとのことである。

唯々、ご健闘を念じたい。

ご協力くださった日本少林寺拳法滋賀守山道院長の田尾先生、奥様をはじめ拳士各位に感謝申しあげる次第である。


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初夏の頃、娘が手巻寿司の材料としてアボガドを買った。

サラダにしていただいた後、いつもなら種を捨てるのだが綺麗に果肉を洗ってプラコップに放り込んでおいた。

毎朝、コップの種が気になるので水を張っておいたところ芽が出てきた。

暇に任せて余計な事をしたものだ。

見る見るうちに茎が伸び、葉っぱも何枚か付いてきたので鉢植えにしてやった。

生命力の強い植物だ。

メキシコが原産とのことで寒さには弱いとのこと。

結実するかどうかわ分からないが鉢植えでも2~3メートルに育つらしい。

暫く鉢植えのまま育ててみようと思う。


サンライズ

そんなわけで昨日は、一日がかりでウッドデッキを仕上げた。

説明書きには大人で2~3時間と書いてあるが、2セットなので終日を費やしてしまった。

仕様書どおりにボルトを締めこむがどんどんと中に食い込んでいく。

ワッシャーが穴と変わらないほど小さすぎるのだ。

さすが、メイドインチャイナに感心しながらすぐさまホームセンターヘ。

一辺90センチ四方の床板に足を4本ボルト付けし、その床板をボルトでつなぐという白物だ。

ところで、問題は基礎である。

水準器を駆使しながらコンクリートブロックとレンガで高さ調整し、やっとのことで完成!!

早速、婆様に披露するやいなや、『そんなとこ行かへんわ!』の一言だった。

いきなり、披露が疲労に変わり果ててしまった一日だった。


サンライズ

朝6時、山門を開け晨朝勤行。

前日の雨も止んで爽やかな風が吹いている。


さあ、長男がいなくなった今日からウッドデッキの組み立てだ。

母が『おんもに出たい。』と待っているからな。

2~3日で仕上げてしまわないと日曜日には地蔵盆がやってくる。

そんなわけで作業着に着替えたのだが、体が重たい。前日、頭の中では『アレをこうして、コレをああして』と思い描いているのだが”いざ”というと体が動かない。

夏ばてと言うよりも歳かもしれないな。


老々介護をしみじみと噛みしめながら作業にでも取りかかるか。


サンライズ

このお盆は、久々に長男が帰ってきた。

お盆法要をはじめごご門徒さんへのお内佛参りなど手伝ってくれた。

帰ってくる度に厳しい言葉を浴びせているが、この歳になると傍にいてくれるだけでありがたいものだ。


前もって、母の部屋の掃き出にウッドデッキを試作すべく、キットを購入していたのだが、一人での地ならしに躊躇していた。

ところが門徒法要から帰ってくると、汗だくの長男と次男が頑張っているではないか。

そこには、結構太い樹木が植わっていて、敷石も数百Kgはあろうか。

何と僅か2時間の間に樹木や敷石がきれいに除かれ、地盤整備されている。


愚僧が頼むと着手に時間がかかるが、坊守が頼むと一発である。

これからは何でも坊守に言わせようかな。

何は、ともあれ有りがたいことだ。


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