お隣の方が亡くなられた。
愚僧より7歳年上でお兄さん的存在だった。
隣り三軒家ということで、親戚以上のお付き合いをしてきた。
若い頃にご両親を亡くし、進学断念を余儀なくされ、一家の大黒柱として仕事一筋に頑張ってこられた。
晩年は無理が重なってか肝臓を壊し、加えて大腸も胃も摘出された。
お見舞いに行った時も、ゴツゴツとした手で握手してくださり、自分をさておいて愚僧を気遣う心優しい方だった。
見た目は無骨そうで口数は少なかったが、実によく働き、常に病弱な奥様さんを労ってこらえた。
その奥さんは今も入院中だ。
かける言葉が見つからない。
毎年、この頃になると『沢庵漬けておいたわ!』と、2~3本ならず一桶くださった。
『我々は難しいことは解りませんので、ご院さんよろしく頼みます。』がいつもの口癖だった。
読経中に胸がつかえて涙が止まらなかった。
お世話になりました。
ありがとうございました。
諸仏のお一人として煩悩深き我 等を照護したまえ。
南無阿弥陀佛
サンライズ