父の蔵書を整理しているが、なかなか整理しきれない状況である。
そこで、分散して仕舞われていた蔵書を分類してみることにした。
佛教・真宗蔵書、教育蔵書、書道蔵書などに大別できる。
佛教・真宗蔵書だけでも専門的な教学関係からやさしい法話集まで広範囲に及ぶ。
法話集だけで100冊近く存在する。
そんな訳で、この度、やさしい法話集をご門徒さんに一般開放するため、本堂の一角に図書コーナーを新設することにした。
少しでも聞法活動の一助となれば幸いである。
サンライズ
『勇貴君へ! とうとう、最後のお弁当になってしまいました。
数々のお弁当食べてくれてありがとう。
お弁当の事でいろいろなお話もできました。
次、いつ勇貴のためにお弁当を作れるかわからないので、このお弁当味わって食べて ください。
長い間の高校生活楽しかったね。
残り少ない時間を過ごしてね。
ありがとう。 母より』
文中の、『食べてくれてありがとう。』の表現が何とも言えないな。
この表現はなかなか言えるものではない。
そして、『味わって食べてください。』も素晴らしい。
三年間、早起きしてお弁当を作ってこられたお母さんからの優しい心が隠ったメッセージだ。
最後は『ありがとう。』と感謝の言葉で締めくくられている。
お母さんは、当日、帰ってきて何の反応もない息子に、『18才の息子なんて、こんなものかな?。』とがっかりしたようだ。
しかし、手紙の裏側には『お母さんへ!』という返信が入っていたのだ。
それを読んだお母さんは、涙が止まらなくて台所で声を出して泣かれたとのこと。
返信には、『3年間、お弁当ありがとう。』に始まり、『今日が高校最後の弁当だけど、また、いつか作ってください。本当に3年間ありがとう。』と締めくくられていた。
いつもは、肉系のおかずが1種類なのに、この日は、唐揚げとハンバーグの2種類が入っていたそうだ。
こんな慎ましいやりとりはどこの家庭でもあると思うが、母の『作ってやった。』、息子の『してくれて当たり前』という感情が微塵も窺えない。
勇貴君は、4月から就職のため、東京で1人暮らしするとのこと。
素晴らしい家族の絆に感動させていただいた。
サンライズ
先週はすっかり更新をサボタージュしてしまった。
読者の皆さんには大変申し訳なく、心よりお詫び申しあげたい。
色々とあったが、その訳はよそう。
んで、近寺の定例法話会は成功裏に始まった。
9月度の願正会までお願いしたいとのことである。
ひもじい愚僧にとってはとてもありがたいことだ。
来週は、手弁当でも持参して花見といきたいところだ。
長らく外に出ていない母も連れて行ってやりたい。
また、明日からブログを再開したいのでよろしく!!
サンライズ
昨日は、鐘楼堂修復工事にかかる臨時総会が開かれた。
いくつかご質問をいただいたが、概ね原案通りに可決された。
弱小門徒なので一軒あたりのご負担も相当な額となる。
よくぞ、ご決断いただいたものだ。
常に念仏相続を口にしてきた先代のおかげと感謝している。
来年は、安心して近所の子供達にも撞かせてあげられそうだ。
サンライズ
長いトンネル抜け出たとき、何かホットした気持ちになることがある。
誰でも、闇はイヤなものだ。
とは言っても、物理的に目で感じ得た明暗の世界である。
古来より、人々は常に天高い世界に憧れてきた。
つまり、雲の下でしか生きられない我が身を見つめたのだろう。
勿論、雲の上には、また幾層にも雲があるが、その上の上にはお日さまが必ずある。
雲を人間が抱える煩悩に喩えるとわかりやすい。
正信偈の中に、『雲霧之下明無闇』という一句がある。
雲霧の下、闇無く明らかなり”と直訳しよう。
その訳は数行前に顕かにされている。
『常覆真実信心天』というところだ。
常に真実信心に抱かれれば、いくら雲霧に覆われていても天なのである。
人間の煩悩が消え去ることはない。
まあ、煩悩が煩悩でなくなるということかな。
サンライズ