ひのき455V3.5A4基板の2バッテリーを使った電源スイッチ
今更なんですが、
「ひのき455V3.5A4基板」は、電源バッテリーを2個つないで、サウンド用と、その他サーボ・モーター用との電源を別にすることができます。
これは、使用するモーターによって、1バッテリーでは供給できなくなる状態が起こりやすくなることに対する対策で、
具体的には、急激な前進後進の切り替えしや、大砲発砲時の振動等でモーターを激しく動かすと音が出なくなる状態です。
対策としては、
1.バッテリーから基板への接続ケーブルや電源スイッチを大きくしてロスを押さえる。
2.リポバッテリーの供給量が大きいタイプを使う(50C以上とか)
3.リポバッテリーを並列に2コ使用する。
などがありますが、
もっと確実なのが、
基板にバッテリー2個を別電源用のコネクタに接続する事で、そのための2バッテリー用の電源スイッチの製作方法を書いておきます。
まずは、回路図のイラストから
まぁ、電源2個を2PスイッチでON/OFFするだけなんですがw
「-」ケーブルは共通なので1本だけ繋げはOKです。
実際に作ったのがこれ
ケーブルは、24AWGのシリコンケーブルがお勧めで、小型のリポバッテリーに使われているものとほぼ同じです。(購入先はアマゾンw)
スイッチは2P(6ピン)タイプで、ちょっと大きめの手に入りやすいタイプを使ってます。(これもアマゾンで買ったw)
小型の基板用ののモノは、規格が1A以下(500mA)なので、ちょっと心持たないですw
注意点は、バッテリーを2個つなぐために、バッテリーのコネクタを繋ぐピンを2列ににしてますが、2列のピンの間違って縦に差し込むといきなりショートしたりして大変です。
なので、2列のピンの間に薄いプラバンを挟んで接着してあって、コネクタが縦に刺さらないようにしてます。
電源ピンは「+」と「-」の2ピンですが、2ピンだとどっちがプラスかマイナスかわかり辛いので、わざと3ピンを使ってます。
3ピンの真ん中がプラスです。
3ピンの端がマイナスですが、反対側はダミーなので、ダミーのピンは短くカットしてます。
個人的に、
開発中の試験走行や展示会などで、頻繁にバッテリー抜き差しするので、バッテリーの逆刺し事故を少しでも防ぐためです(笑)
接続例の写真です。
基板の電源ジャンパーを外し、2個のコネクタを接続します。
基板に差し込むコネクタの場所と向きを間違えないようにw
ちなみに、基板に接続しているコネクタを一個外し、ジャンパーを戻せば、従来の1バッテリーでも使える状態になります。
1バッテリーで使うときの写真
先日、2バッテリーを接続したときの電源スイッチについての質問が来ましたので、その回答で(笑)
そそ、
今週末のワンフェスで販売するのフルセッには、この電源ケーブル・スイッチ(完成品)をつけようかなぁ.... 間に合えばw