コントラスト＝「対比」。
今回は、服の色のコントラストについて語ります。
スタイリングにおいて
コントラストの強弱がいかに
その人の印象を左右するか
ということをお伝えしたいわけで！
（もちろん形でもコントラストはあるけど、今回は色で。）
色あいのメリハリと言えばわかりやすいかな？
コーディネートごとに
色のコントラストを操作することによって、
お洒落感が全然変わってくるよ。
全く同じデザインで色違いのカットソーを使って検証。
（濃いピンクを買って、ヘビロテしてたところに薄いピンクを発見して購入。両方ともリサイクルショップで500円～800円くらい。）
×ベージュのボトムス
左（薄ピンク）は、トップスとボトムスのトーンが同じ感じ。
統一感はあるけどメリハリは無い。
右（濃いピンク）は、トップスの印象が強く、ボトムスが完全に背景となってる。
×白ボトムス
純白って、実は強い色なのね。
だから、ぼんやりした薄ピンクと合わせてもある程度のメリハリができる。
濃いピンクとだと、トップス強×ボトムス強で、全体的にかなり強くなる。
×黒ボトムス
黒が一番強い色っていうのはどなたもわかると思う。
薄ピンクと合わせても、かなり差異が目立つので強め、となる。
濃いピンクとだと、純白と同様、強×強で最強。
×ブルーデニム
ついついデニムをはいてしまう・・・という人、多いよね？
何故かというと、コントラストを調整しやすいから！
黒よりやわらかい印象になるけど、色としては薄くない。
薄いピンクとならやや弱めとなり
濃いピンクとならやや強めとなる。
＊追記。これ、左右の強弱逆じゃないの？
と思う方もいらっしゃるのでは？
どちらでもOKっちゃOK。実は、私の感じ方が上記というだけ。
左はトップスのインパクトが弱い分、右より弱めと感じる。
＊デニムは色々種類があるけど、写真のスカートはオーソドックスなブルー。これがインディゴだったり、逆に薄ーい水色だったりすれば、コントラストも変わるよ！
さてさて、
サンプルのトップスはピンク色の濃淡なので、どのボトムスとも色がかぶってないから比べやすかった。
これが、ボトムスと近い色ならまた違ってくる。
たとえば黒に近い濃い色を、黒のボトムスに合わせれば
当然コントラストは弱くなるよ。
なので、頭を柔軟にして、実際に手持ちの服を色々組み合わせ、並べて置いてみて。
ぱっと見て、メリハリがあるならコントラスト強、
なんか全体がぼんやりしてるなーと思ったらコントラスト弱ね。
ここで忘れてはいけないのは
服だけ見てちゃダメってこと。
クイズじゃないから、正解とか不正解とか、
どの組み合わせがいいとか悪いとか無いんだよ。
今回の記事で
一番言いたいのは
人によって、似合うコントラストが違う。
コントラスト強めの方が恰好良く見える人、
コントラスト強めだときつく見える人。
コントラスト弱めだとボケて印象が薄くなってしまう人
コントラスト弱めでとても統一感が出て素敵に見える人。
上記どれでもなくて、強くも弱くもない程度が一番ハマる人。
自分に似合うコントラストって、
おしゃれさんなら本能的に知ってるはず。
全然ピンとこない人いるかな。
実は、
似合うコントラストがカンタンにわかる診断があるのよね。
それは「パターン診断」。
似合うコントラストをパーソナルカラー診断のシーズンで判定する流派もあるようだけど
（例えばサマーならメリハリを付けない方がいいなど）
うちでは、パーソナルカラー診断と、コントラストの判定のための診断は全く別のものになる。
（ただし、コントラストのつけやすいシーズン、つけにくいシーズンというのはある）
個人的な統計で、
同じカラーシーズンでも強め弱めの得手不得手が人によって違うことが判明している。
ちなみにマルノは、同じようなトーンの組み合わせは苦手で、
少しコントラストがあった方がおしゃれに見えるタイプ。
パーソナルカラー青葉台の
「パターン診断」については
こちら↓を見てね。
マルなにシリーズ「パターン診断」（メニュー説明）
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