愛情を注ぐ

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ただいま個展中の樋口明子です。あと1時間で終了します。はやくまた次の絵を描きたいです。

毎日少しずつでも絵を描こうと思っている今日この頃。土日以外はあまり考えずに好きな絵をドローイングしています。少しだけ…と思っていても、やり始めると止まらなくなって、気がついたら何十分も描いていたりして、こういう、楽しいなぁって思う気持ちがいいです。

今までは、土日以外で時間がある時は動画を作ったり、ブログを書いたりしていました。ブログを書くのは思いをぶちまけるためにやめられないんですが、動画を作るのは結構手間がかかるので、ちょこちょこ作っていては1週間で完成しない。そんなことは、本来自分がすべきことではなくて、本当は絵が描きたいだけなのに、絵にちゃんと向き合ってないのかもしれない…と、いろいろ考えた結果、もっと絵を描くべき、と思いました。

もっと作品の数を増やしたいと思い、早速スケッチをしていたら、描きたい構図が早速5つくらい湧いてきました。描こうと思えばすぐに湧くし、やればできるのに、怖くてやらなかった。描けるかわからなくても、とにかく手を動かしてみる。やれば楽しくて、止まらない。その気持ちが一番大事だと思います。

私の知り合いで、描きたいと思ったものしか描かない、愛情がないものは描けない、という人がいますが、私も同じだなぁ、と思いました（私なんかよりも、経歴はもっとすごくて、すごく良い絵を描く人なので、同じというのは申し訳ないのですが…）。モチーフには愛情が必要不可欠です。でも、最初は愛情が湧いてなかったものでも、描いているうちに愛情が移ってきたりするので、結局、最後まで描く絵には、かなり深い愛情が注がれています。

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