ヒューマン・キャッチャー★3(60点) | 田舎のインドアアラフィフの日々

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AMAZONプライム映画が主体のレビュー。たまに例外はありますが、日記公開時、プライム会員が無料で観れる映画をチョイス。
できるだけ良い映画に出会いたいため、基本的にAmazon評価で★4以上が付いているものを選んで視聴した上、個人的な採点を実施しています。

■短評

ジーパーズ・クリーパーズの続編映画。冒頭のUMAみたいな怪物登場シーンが割と怖い。ここが最高潮だったかも。

 

■あらすじ(アマプラ紹介文より)

人気のない道の脇でバスが不自由になったとき、高校のアスリート、チアリーダー、コーチのチームは、彼らが倒すことができず、生き残れないかもしれない敵を発見します。ザクリーパーがヒット映画の恐ろしい続編に戻ってきました。

 

■総評

B級ホラーなんだけど、観客を笑かそうという意思はほぼ感じない。

ただ、クリーチャー自体の気味の悪さは充分以上にあって、人間型であるがゆえの不気味さもあり、なにより強い。そういうキャラクターを観たいな!という向きにはお勧めできるかも知れないが、冒頭に書いたように笑いがある訳でもなく、ストーリーに捻りがあるわけでもなく、登場人物たちに魅力があるわけでも、B級ホラーにありがちなおっぱいポロリがあるわけでもなく、何か物足りないなあ、と感じる人が多いのではないだろうか。

最近のB級ホラーといえば、お笑い映画と化している場合が非常に多くて、観客もそれを期待している場合が多いんじゃないかと思うので、これくらい古い(2003年)作品の場合は、肩透かし感を最初から覚悟する必要があるかも知れない。というか、もっと古い映画のような感覚がある。わざとレトロを狙ったのだろうか?

さすがに2020年代にもなると、お笑いの無いB級でも、映像はCGである程度なんとかできるし、ストーリーがしっかり作られているものが多くなってきていると思うが、やっぱり20年以上も前だと、「デザイン性の高いモンスター」だけで突っ走ってしまう場合もあったのかも知れない。それだけで楽しめる人は良いと思うが、さすがにもうホラーも何十本観たか分からなくなるくらい経験値がつくと、それだけでは物足りなくなってしまう。

ただ、僕は最初の「ジーパーズ・クリーパーズ」を視聴せずに本作だけを観たので、ちゃんと一作目から観たらまた感想は変るのかも知れない。