トータル・リコール★4(75点) | 田舎のインドアアラフィフの日々

田舎のインドアアラフィフの日々

AMAZONプライム映画が主体のレビュー。たまに例外はありますが、日記公開時、プライム会員が無料で観れる映画をチョイス。
できるだけ良い映画に出会いたいため、基本的にAmazon評価で★4以上が付いているものを選んで視聴した上、個人的な採点を実施しています。

■短評

鑑賞は二度目。オリジナルは1990年、シュワルツェネッガー主演作。そちらも観たと思うけど忘れているので、そのうちまた無料になったら再度見直してみよう。本作は本作で面白い。ただし観たという記憶はすぐに薄れる。

 

■あらすじ(アマプラ紹介文より)

荒廃した近未来。工場労働者のクエイドは人工記憶を扱うリコール社を見つけ出し、記憶を植え付けようとした瞬間、警官隊の襲撃を受けて取り囲まれるが、驚くべき戦闘能力を発揮し警官を圧倒してしまう。

 

■総評

予告編を見て、うーん、観たような気もするけど、完全に忘れているようだしコリン・ファレルだしいいか!と鑑賞。途中で気づいたけどやっぱり観たことあった。が、中身はほぼ忘れていたのでOK。原作小説のある脚本で、シュワルツェネッガー版は火星、本作は地球が舞台。イギリスの反対側がオーストラリアというのも初耳だしトンネル直通というアイデアは面白い。このトンネルがラストの自由獲得キャッホー!の効果的なアイテムになっていたので充分意味があったし。ブレード・ランナーを彷彿させる描写・世界観は、たとえ多少パクリだとしても個人的には好きなのでお咎めなしで。手の中にスマホがあるの面白え。

とにかくまあ、ノンストップとはこのことかというほどスピードが速いし目まぐるしい。まあ、目を離す暇はないですわ。しっとりとしたドラマばかりに少し飽きたな、という向きには是非お勧めしたい。その代わり、観た後に何も残らないですぐに消えていく映画だが。まあそれはそれで良いよね。悪女なケイト・ベッキンセイルも強くてステキ。